大日本帝国最終決戦(6) の商品レビュー
実質的には前巻で終わっていたが、後始末をして完結。ただ、その結末はこれでいいのか、という感じだった。しかし、サブタイトルの「傀儡国家」がロシア連邦、あるいは亡命ロシア共産党員だけでなく東方ロシア帝国も含んでいたのだとすればこの結末も理解はできる。さて、慣れないロシアの人名、地名...
実質的には前巻で終わっていたが、後始末をして完結。ただ、その結末はこれでいいのか、という感じだった。しかし、サブタイトルの「傀儡国家」がロシア連邦、あるいは亡命ロシア共産党員だけでなく東方ロシア帝国も含んでいたのだとすればこの結末も理解はできる。さて、慣れないロシアの人名、地名と格闘しながら読んでいたが、やはり一番苦労したのは段落内で時系列が乱れ、さらにいつの間にか話題となっている人・国、あるいは話題自体が変わっている書き方に苦労した。会話が無いのは戦史として書いているから仕方がないにしても、時系列と話題が入り乱れるのでは読みづらい。これがなければもう少し評価出来たのだが。
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