青薔薇伯爵と男装の執事 発見された姫君、しかして結末は の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かったです。 特に後半ももうラストに差し掛かった辺りから、一挙に盛り上がりました。 正直言うと、この作家さんの作品は今まで何冊か読んで、最初は面白いのに何故か途中からページが進まなくなってしまう傾向がありました。 このシリーズの前巻もそうだったのですが、続きが読みたくてコチラの続きを購入。 やっぱり、途中でページが進まなくなり、よほど止めようかと思いつつも、先が知りたくて少しずつ読んでいました。 どうも私的に、人物が多すぎるのと彼等の関係が複雑すぎること、更に謎解きが割とあるお話なので、まず煩雑な人物関係やら、国同士の由来などを理解しなければ面白さも理解できない部分があるように思えます。 私の頭と理解力の悪さで、最初はそれがなかなか理解できませんでした。 後半で、それらの謎などについて一挙に解けてきます。そうなると、俄然面白くなります。 こんな言い方はどうかもなんだけど、面白いと感じたのは始まりの少しと終わりの少しでした。 でも、最後が良かったので、何かとても良いお話を読んだような気はします。 何と言っても、主人公?の一人である男装の執事アンことアンジェリカ、この性格が良すぎる美少女がいちばん物語りの中では魅力的かな? 途中で諦めずにラストまで読んで、本当に良かったと思います。 絵師さんのイラストも綺麗ですね。 顔だけは超絶美形だけども、イケズな未来の国王陛下のカッコ良いこと! 表紙の彼とアンの結婚式のイラストは本当に美しくて、素敵です☆
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