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エリック・バーン の商品レビュー

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2017/05/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・バーンはフェダーンのモデルでは十分に説明されていない経験や行動があると考えたので、ego-stateの第三のカテゴリーを導入した。フェだs-ンが認めた最近のego-stateと旧い初期のego-stateと同様に、バーンは第三のego-stateを観察した。その場合、人の経験と行動は誰かほかの人を写しているように思われた。この<誰か他の人>というのは両親や親代わりの人であることが非常に多かった。 ・自我状態を定義するには、「時」の次元を考えることが極めて重要になる。「子ども」と「親」は過去の反映であり、「成人」のみが現在に対する直接の反応である。 ・各ゲームの結末で、プレーヤーはラケット感情を情緒の記憶として収穫して貯める。バーンはこれを表現するのに<スタンプ集め>という言葉を使った。 スタンプを集める人は、少しのスタンプを集めて小さな<ギフト>と交換するか、より多くのスタンプを集めて素晴らしい賞品と交換するか、のいずれかを選択できる。ゲーム・プレーヤーはラケット感情を集めて、それを自分の脚本に適応した結末と交換して、<正当化>する。 ・バーンの脚本に関する研究は、ジョセフ・キャンベルの影響も強く受けている。ジョセフ・キャンベルは、歴史を通じて神話やおとぎ話が人間心理に与えた中心的役割について著作した。 ・脚本分析の目的は、ジェダーとゾーが世界に向かって熱望の園を開くように自由にしてやることである。子どもの自我状態が「これが私のやりたいことなんだ。私は私流のやり方でやりたいんだ」と話せるようになるまで、頭の中のバベルの塔(混乱した話)を切り取ってしまえば出来るのである。

Posted byブクログ