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武力対決 の商品レビュー

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2022/02/27

古本市で購入。550ページの長編。 刊行は1991年、まだロシアがソ連だった時代。 ソ連はホルムズ海峡とペルシャ湾を抑えるべく、イランに侵攻。 当初は電撃作戦で数日でホルムズ海峡に達し作戦は完了するはずだった。 しかし、山岳地系とイラン正規軍&ゲリラに阻まれ作戦は遅れる。 ...

古本市で購入。550ページの長編。 刊行は1991年、まだロシアがソ連だった時代。 ソ連はホルムズ海峡とペルシャ湾を抑えるべく、イランに侵攻。 当初は電撃作戦で数日でホルムズ海峡に達し作戦は完了するはずだった。 しかし、山岳地系とイラン正規軍&ゲリラに阻まれ作戦は遅れる。 対するアメリカもソ連のペルシャ湾侵攻を阻むべく、空挺部隊を投入、バンダルアッバースを空挺堡とし、イランに侵攻。 ここにアメリカとソ連の直接戦争に発展する。 イランはソ連を「小悪魔」、アメリカを「大悪魔」と称し、ゲリラ戦を展開。アメリカ軍はソ連、イランの両方を相手に戦うことになる。 作者、ハロルド・コイルはトム・クランシー、デイル・ブラウンと同様の退役軍人作家。 本作は二作目。 とにかく、地上戦の描写が細かい。部隊の展開、戦闘途中の部隊遷移もさすが元本職といたところか。 部隊名も師団名から始まり、小隊名まで記述される。これじゃあ、ページ数も多くなるわけだ。 作者の他の作品を検索するとこのほか、後書きに記載のあった1作が見つかったが、小説自体三作で終わったのかどうか。 近未来戦記物が好きであれば、読んでみてはどうでしょうか?地上戦好きならおススメです。

Posted byブクログ