獅子の城塞 の商品レビュー
このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。 とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。
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16世紀末、ヨーロッパの先進的な築城技術を学ぶため、九州のキリシタン大名がキリスト教皇のもとに派遣した天正遣欧少年使節の随行員として派遣された石積み職人が、イタリア、オランダで名を上げ、日本に帰ることなく没するまでが描かれる。 異国の地で、異教徒でありながら、妻子をもうけ、地域...
16世紀末、ヨーロッパの先進的な築城技術を学ぶため、九州のキリシタン大名がキリスト教皇のもとに派遣した天正遣欧少年使節の随行員として派遣された石積み職人が、イタリア、オランダで名を上げ、日本に帰ることなく没するまでが描かれる。 異国の地で、異教徒でありながら、妻子をもうけ、地域の信頼を得る。しかし、日本に帰るときのことを意識し、常に現状とのギャップに苦しむ様は、主人公への思い入れを強くする。
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一気に何年も進むペースは呆気なさを感じつつ、人の生涯を語るには一冊ではこうならざるをえないか。交通網が発達するということは文明そのものなんだな。
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