17歳の決断 の商品レビュー

鞘師里保(著者)

2016/08/17

あっという間に読み終わります。

常々、鞘師里保は、今までに居ないタイプのアイドルだと思ってきました。
目立つ顔立ちではないし、キャラクターもふにゃふにゃしているし、可愛さを追求するタイプではない。
それでも加入してすぐに赤のメンバーカラーを背負い、常に自分を磨いて周囲の期待に応え続けた。
鞘師里保のパフォーマンスから溢れ出る圧倒的な存在感、かっこよさ、そして儚さは、唯一無二だと思います。
鞘師里保は、高橋愛とも田中れいなとも後藤真希とも違う、新しいハロプロのエース像を間違いなく作り上げてくれました。

時にはファンが心配になるほどに自分を追い込んでしまう鞘師。
本書では、鞘師のこれまでの葛藤、重圧も含めた素直な気持ちが綴られています。
本当のところは、もっと色々なぐちゃぐちゃな思いがあったのでしょうが、淡々とした書き方をしているのもとても鞘師らしいな、と思います。

個人的には、モーニング娘。と舞台で初共演した際に、隅っこで練習していた鞘師を亀井絵里が「すごいね」と褒めた話がじーんときました。
周りの子達がモーニング娘。にはしゃぐ中、本当は自分も行きたいのに行けないで黙々と練習する鞘師と、そんな鞘師の姿にきちんと気付き、見ているよと伝える亀井絵里。
絵里推しの私にはたまらないエピソードでした。

今後、更に逞しく成長した鞘師里保が見られるのを気長に待っていたいと思います。

2016/04/04

鞘師推しには是非購入して読んで頂きたい！！

最後のページを見た時何だかまた泣きたくなりました。
待ってなくてもいいんですよなんて。いつまでも待っています。鞘師がまた戻ってきたときはファンとしてステージに立つ彼女を応援したいです。もし戻って来なくても自分と向き合う彼女を応援し続けたいです。
鞘師は唯一無二。最初で最後の私が本当に大好きになったアイドルです。