水滸伝(上) の商品レビュー

施耐庵(著者),駒田信二(訳者)

2013/07/25

久しぶりに『水滸伝』を読みたくなったので、なじみのある駒田訳を購入。
武十回が何故人気だったのか、いまさらながらに実感。
作中の「好漢」像が、現代を生きる自分の感覚とは少し合わないと思うのは変わりませんが、登場人物たちがいきいきと暴れまわっている姿は読んでいて引きこまれます。

2009/10/04

初めて読んだ水滸伝。余計な描写のない淡々とした書き口にかえって想像力が掻き立てられました。登場シーンや戦闘シーンがかっこよすぎて泣いてしまったことも。

2009/10/04

某ゲームにはまってたとき、原典だからっつーので買った本。３冊で７０００円出せたのは、ひとえに学生時代だったからだ、きっと。
でも、この作品を読むと、中国文学が日本文学にあたえた影響を肌で感じることができます。
そうか……「仮名手本忠臣蔵」のあの場面の原拠はこれだったのか……。