氣空の拳 の商品レビュー

小磯康幸(著者),高萩英樹(著者)

2016/04/26

読みやすくて面白かったです。

気空術の技を説明するうえで、「やってやろう」という気持ちを起こさない、とか相手を愛する、というようなことが繰り返し書いてある。

それってなんとなく既視感が強かったんだけど途中でその意味がわかりました。

気空術って八光流でいう「挑まず逆らわず傷つけず」そのままなんだなということ。

気空術の創始者が八光流の経験者というのも気空術の成立に関しては大きな要因となっていそうな気がします。

最後の合気の章だけは、気空術の合気がわからないという人が書いているからなのか内容がこの本全体のなかで浮いている。

なんだがその章だけ気空術とは関係ない本を読んでいるみたいでした。