やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ の商品レビュー

向井田みお(著者)

2024/05/25

RYT200取得でヨガ哲学を勉強中です。
難しい…でもこれを全て実践し、
これを元にどんな時も考えられる自分でいられたら、なんとなく今より生きやすくなれるのかな…なんて思ったり。何度も読んでる何度も思い返して…
人生の道標のように、扱っていきたい1冊。
いつか向井田みお先生の講義があれば受けてみたいです。

2021/03/18

これからも何度も読み返して、学びを深めたい。
ヨーガ・スートラを読んで、悩んでる時も緊張している時も、心がざわついているなと客観視することで落ち着きを取り戻せたり、少し気が楽になった。心と体は道具であり、変わりゆくもの。
ヨガのポーズで動物が出てくるのには、動物の動きだけではなく、その動物の特性からも意味があることは初めて知った！

2020/12/31

高いから、買うのかなり悩んだけど、購入してよかった本の一冊。
本格的にヨガを知りたい人にはおすすめの一冊

2018/02/02

ヨーガスートラの日本語訳。YOGAの哲学。

苦悩の説明から始まり、八支則の内容。
①ヤマ（禁忌）
②ニヤマ（勧戒）
③アーサナ（体位法）
④プラーナヤーマ（調気法・呼吸法）
⑤プラティヤハーラ（制感・感覚の制御）
⑥ダーラナー（凝念・集中）
⑦ディヤーナ（禅・瞑想）
⑧サマーディ（悟り・深い瞑想状態）
最終的にサマーディまでに到達した時の心身の状態。
自分らしさへの原点回帰。

●人間の苦悩について

「病気、心が冴えない、疑いがある、集中できない、怠惰、イライラ（物への依存や執着）、不摂生、困惑、達成感がない、継続できないことなど。この9つが心を邪魔し、苦悩をもたらす原因となります。
心の苦しみ、落ち込み、体の動揺、吸う息吐く息が不安定になることが同時に起こります。

「物事の真実を見極めることで心は静まります。心の囚われがなくなり、考えの動きが静かになるのです。
考えが静まる時、人間の本質は、変化するようで、実は何も影響されないことに気付きます。
自分自身は、まるでどんな色も映しながらどんな色にも染まらない透明な水晶のような存在で、意識の源は、考えを映しながら、どんな考えにも影響されない」

●苦悩の原因

「人間の苦悩は5つあり、①無知②自分へのこだわり③欲望④嫌悪⑤死への恐れ、であり、本当の自分と自分ではないものを混同することが苦悩の原因」

「観られるもの、世界、体・感覚・心は、経験のためにあると同時に、自由になるためにある」

「自分が使う道具（体・感覚・心）の性質と、自分自身の本質の見極めのなさは無知による混乱」

失ったバランスを取り戻し、自己を調和のとれた状態へ導き、己の本質を見極めるのがヨガであり、到達するステップとして、ヤマ・ニヤマのベース、体のコントロール、呼吸のコントロール、感覚のコントロール、心のコントロールがある。