サクラコード(2) の商品レビュー
過日、同日発売された『ルート3 ひとなみにおごれやおなご』の良さを力強く、ここで語っておいて何だが、もしも、誰かに、どっちが好きなのか、と問われたら、十秒ばかり悩んだ末に、私はこちら、『サクラコード』と答えるだろう 理由は、二つ三つとあるが、大きめなのは、やはり、田村・福太郎の活...
過日、同日発売された『ルート3 ひとなみにおごれやおなご』の良さを力強く、ここで語っておいて何だが、もしも、誰かに、どっちが好きなのか、と問われたら、十秒ばかり悩んだ末に、私はこちら、『サクラコード』と答えるだろう 理由は、二つ三つとあるが、大きめなのは、やはり、田村・福太郎の活躍が多いって点か 妖異との、直接戦闘的なアクションシーンが、『ルート3 ひとなみにおごれやおなご』より多い点も、少年の心を持ち続けたまま、図体だけがデカくなってしまった私としては嬉しい 蟹坊主や猿の経立などのデザインは元より、銃やバイクと言ったメカニックにもまた、みなぎ先生の高いセンスを感じられる また、この『サクラコード』に限らず、どの作品にも共通するが、みなぎ先生は読み手をワクワクさせてくれるストーリー運びの中で、謎の根幹に迫るのに必要なピースをしれっと出すのが得意だよな、とも思った 田村・福太郎が獏の二重人間(ダブルマン)であるのは、ファンなら承知の事実 どうやら、吾田・石長、鹿葦津姉妹も、その身が何か、多分、女神と混じり合っている様子 やはり、スタ〇ド使いと同じく、二重人間も、赤い糸で結ばれている恋人よろしく、引き合う様に出来ているんだろうか この奇妙な縁で繋がった三人の旅路、これから、どんな波乱が、その道に待ち受けているんだろう。そんで、義鷹と合流するのは何時頃になるのやら。そん時、福ちゃんの髪形、戻っていると良いけど・・・・・・まぁ、福ちゃんの岸部・シロー化に爆笑する義鷹も見たいっちゃ見たいが また、武装する、と言う知恵を持った猿の経立を協力プレイで倒したのも束の間、何やら、妖しい雰囲気を有する美女が姿を見せ、福太郎に如意機を渡せ、と迫る。一件、穏やかだが、明らか、人間を見下している、高圧&高慢な態度の美女、何者なのだろう? この台詞を引用に選んだのは、ある意味、どの名言よりも、みなぎ先生らしさが強く出た珍言だなぁ、と思ったので。セクハラすれすれかも知らんが、私はせめて、この単語を口に出すなら、女性には恥じらって欲しいなぁ
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