日本幻想文学集成(22) の商品レビュー
稲垣足穂 1900.2.26-1977.10.25(大阪市生、76歳没、結腸癌) 「水晶物語」(発表年、媒体未詳) 鉱物に魅入られた少年の世界。硬い世界。少年の周りに水晶が、六角形の鉱物が。誰かこの世界を絵にしてくれないかな。 とりあえずこの作品だけは読めた。 「リビアの...
稲垣足穂 1900.2.26-1977.10.25(大阪市生、76歳没、結腸癌) 「水晶物語」(発表年、媒体未詳) 鉱物に魅入られた少年の世界。硬い世界。少年の周りに水晶が、六角形の鉱物が。誰かこの世界を絵にしてくれないかな。 とりあえずこの作品だけは読めた。 「リビアの月夜」(昭和7年1月「新青年」) 黒い夜空にほの暗くピラミッドのシルエット、みたいな想像。2ページ位まで。あとは読み進められず。 「水晶物語」だけはなんとか読みとおせたが、ほかはお手上げ状態。 「電気の敵」(昭和7年8月「新青年」) 「青い箱と紅い骸骨」(昭和6年11-12月「文科」) 「薄い街」(昭和7年1月「セルパン」) 「放熱器」(昭和4年10月「文学時代」) 「白鳩の記」(大正14年9月「新潮」) 「飛行機物語」(昭和3年11月「新潮」) 「かものはし論」(大正15年5月「虚無思想」) 「古典物語」(昭和13年「意匠」) 「白昼見」(昭和23年2月「新潮」) 1993.8.25初版第1刷 図書館
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ゆらゆらと夢の中を漂うような味わい。 異国情緒漂う「古典物語」はギムナジウム文学が好きな人には雰囲気だけで酔わされるかも。
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タルホの描写が最高に好きなのでこの評価。すごく綺麗な文章がいいです。ただ好き嫌いが極端に現れる作家なのであんまりいえない
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