モチベーション再考 コンピテンス概念の提唱 の商品レビュー
コンピテンス概念の誕生に関する論文(和訳)本。教養不足で理解が不十分。通読して,最後の要旨と訳者あとがきでおぼろげに理解できているレベル。 p.91 ホワイト理論の最大の限界は1959年の論文以降もエフェクタンス動機づけの個人差を測定しうる操作的な定義がなされていない。 P.9...
コンピテンス概念の誕生に関する論文(和訳)本。教養不足で理解が不十分。通読して,最後の要旨と訳者あとがきでおぼろげに理解できているレベル。 p.91 ホワイト理論の最大の限界は1959年の論文以降もエフェクタンス動機づけの個人差を測定しうる操作的な定義がなされていない。 P.92 ハーターが効力感の観点から操作的定義を試みており(Harter, 1978),日本でもそれを参考にした尺度が開発されている。しかし,それらは佐柳(2008)=訳者も批判しているように,行動の結果としての“効果”を狭く捉えすぎており,ホワイトの提唱した概念を十分に反映しているとはいえない。
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