外国人が記録した幕末テロ事件 の商品レビュー

北影雄幸(著者)

2016/06/24

幕末維新の時期、外国人が見て、感じた日本人論。
尊王攘夷という観念から発する、外国人には理解できない、徳川時代まで続いた武士の死生観、それにもとづく、切腹の壮絶さ。
ハイテクを駆使したアメリカさんの戦争の仕方。
でも、最後の最後は、地上戦は避けられない。
当時のような日本の武士に遭遇した地上戦の当事者はどう感じるのであろうか。
平和な時代を送る日本にも、こんな時代が近代にあったということを記録しておくこともいるのでしょう。
少々、イデオロギッシュな感じは否めませんでしたが・・・