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新聞の正しい読み方 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2021/06/25

新聞に使用される独特の単語「新聞用語」や、記事のニュアンスをも汲み取ってみたい人の参考としてオススメ。ただ、あくまで新聞は情報収集の手段であって、結局は自分で真偽や善し悪しを判断していくことに留意。

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2020/11/25

元日経記者が書いた、新聞の読み方、情報リテラシーの鍛え方に関する本。 見出しの重要度など新聞の構成に関することから、新聞の作られ方や記者のマインドまで、幅広く書かれていた。元記者ならではということが多く、勉強になった。新聞の読み方だけでなく、新聞とネット記事との差や、あらゆる情...

元日経記者が書いた、新聞の読み方、情報リテラシーの鍛え方に関する本。 見出しの重要度など新聞の構成に関することから、新聞の作られ方や記者のマインドまで、幅広く書かれていた。元記者ならではということが多く、勉強になった。新聞の読み方だけでなく、新聞とネット記事との差や、あらゆる情報の分析方法など、様々な情報に対してとるべき姿勢についても参考になった。 プロが重要度を格付けした見出しと記事の最初の段落を流し読みしたり、図書館にある縮刷版を読んだりということを実践してみたい。日々片手間に聞くラジオニュースやネットニュースだけでなく、新聞にざっとでも目を通すべきだと感じた。

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2018/12/26

見出しの段数で記事のランクが決まっているとは知らなかった。横見出しも重要フラグ。 読み方は、見出し、リード、本文という順で必要に応じて深く読んでいく。この辺りは池上さんも同じことを言っていたような気がするし、全部が全部読む必要はないってこと。 その他、情報を正しく分析するため...

見出しの段数で記事のランクが決まっているとは知らなかった。横見出しも重要フラグ。 読み方は、見出し、リード、本文という順で必要に応じて深く読んでいく。この辺りは池上さんも同じことを言っていたような気がするし、全部が全部読む必要はないってこと。 その他、情報を正しく分析するためには、事実と推測を分けて判断することが大事で、新聞の場合は事実として書かれたものであれば、基本的に信用しても大丈夫。 その上で、内容を読み解くためには、 ・プロトコル(表現) ・行動原理(動機) ・制約条件(立場) の3要素と背景が重要になってくる。これは、新聞に限らず、情報を分析する上では欠かせない。 ・縮刷版を読む ・新聞はネタ集めに最適(国会の流れも)

Posted byブクログ

2018/08/24

★至極まっとうな入門編★元新聞記者が書いた新聞の読み方。どんなルールで新聞の見出しや記事が掲載されているのか、読み解くバックグラウンドとして例えば国会の流れを理解する必要がある、など平易な文章で書いてある。  ヤフーニュースなどを通じて「新聞(記事)の読者は増えている」というのは...

★至極まっとうな入門編★元新聞記者が書いた新聞の読み方。どんなルールで新聞の見出しや記事が掲載されているのか、読み解くバックグラウンドとして例えば国会の流れを理解する必要がある、など平易な文章で書いてある。  ヤフーニュースなどを通じて「新聞(記事)の読者は増えている」というのは逆説的だが納得した。これまでの紙では朝日や読売など同じ文化圏の記事しか読まなかったので齟齬や軋轢が少なかったが、ネットで同じ土俵に上がると「敵」が見えやすくなる。それは書き手ではなく読み手の変化というのはなるほど。ネットでは記事がブツ切れになっていることもあり、両者とも考え方の変化が必要なのだろう。

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2020/04/18

元日経記者が明かす「新聞のトリセツ」 一見すると読みにくそうな体裁だが、読み始めると実によみやすく、一気に読了。 まるで小説を読んでいるかのように、”次は何が書いてあるの?”とワクワクしながら読み進めることができる。 新聞の見出し1つとっても、奥が深い。 新聞の右上に書かれている...

元日経記者が明かす「新聞のトリセツ」 一見すると読みにくそうな体裁だが、読み始めると実によみやすく、一気に読了。 まるで小説を読んでいるかのように、”次は何が書いてあるの?”とワクワクしながら読み進めることができる。 新聞の見出し1つとっても、奥が深い。 新聞の右上に書かれている「版」などは、気にしたこともなかった。なるほど〜。 日経新聞を購読してはいるものの”経済の循環図”すら考えたこともなかった。 明日から新聞を読むのが楽しくなりそうだ。

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2017/10/07

ネットでニュースが読める時代。質の良い記事と質の悪い記事を見わける力を身につけるため、紙の新聞をじっくり読もう。

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2017/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本経済新聞社の元記者さんで、池上彰さんや佐藤優さんとはまた違った、現場の話が盛り込まれていて面白かったです。 記者のご経験で、文章がとても読みやすいです。執筆のお手本にしたいと思いました。 新聞は、情報源というだけではなく、自分が先のことを考えるツールであると思っています。その点について、詳細に説明されているので共感が持てました。 新聞をもっと面白く読めるポイントをたくさん教えて頂きました。有益な1冊だと思います。 就職活動を控えた学生さん、ビジネスマンはもちろんのこと、家計管理をする上でも必読。お勧めです。

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2017/07/05

元日経新聞の記者である著者が、新聞の記事の仕組みや記者の仕事など新聞を深く知るためのノウハウが書かれた一冊。 本書を読んで、記事の構成や新聞ができるまでの流れ、新聞社の構造、記者の仕事や新聞社によっての思想の違いなど元記者ならではの視点で新聞についての様々なことが書かれており、...

元日経新聞の記者である著者が、新聞の記事の仕組みや記者の仕事など新聞を深く知るためのノウハウが書かれた一冊。 本書を読んで、記事の構成や新聞ができるまでの流れ、新聞社の構造、記者の仕事や新聞社によっての思想の違いなど元記者ならではの視点で新聞についての様々なことが書かれており、非常に勉強になりました。 見出しの種類や記事の取り扱いや文章の表現から見えてくる記事の捉え方など記者として現場で第一線として活躍した著者でしかわからない内容が多くあり、新聞の読み方の幅が大きく広がりました。 また、縮尺版を読むことで時代の流れ、そして新聞の醍醐味を味わうことができるとも感じました。 本書から情報の読み解き方がわかっただけでなく、新聞の記事がどこより早く有益な情報を取ろうと記者の方が奔走され、様々なルールがある中で非常に信憑性が高いものであるということも本書で知りました。 ネットの普及により、新聞の在り方が問われている昨今、本書を読んで新聞界の裏側を知ることで大きく見方が変わった一冊でした。

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2017/05/27

日経の記者だったという著者が「新聞を作っている側」として「新聞の読み方」を解説するもの。 第一章の「新聞の構成を知る」などは、ある程度新聞を読んだことがある人間なら当然知っていることが書いてあるのだろう・・・と思いきや、「見出し」にはとても大きな意味がある、「見出し」を見ればニ...

日経の記者だったという著者が「新聞を作っている側」として「新聞の読み方」を解説するもの。 第一章の「新聞の構成を知る」などは、ある程度新聞を読んだことがある人間なら当然知っていることが書いてあるのだろう・・・と思いきや、「見出し」にはとても大きな意味がある、「見出し」を見ればニュースの「格」が分かる、という部分などまったく知らなかった、しかしとても重要なことが書いてあり、目からうろこだった。 また、どのように記事が作られているのか、という点も重要なポイントだ。どういった記事は「記者が手に入れた事実」のみが書いてあり、どういった記事は「新聞社の意見が込められた記事」なのか。新聞社の「意見」とはどういう風に決定されているのか。 どの新聞社は記者が多いのか。特ダネを取りたいと思っている会社なのか、分析に力を入れる会社なのか。 情報は力であり、知恵である、と思う。 その情報を手に入れるもっとも速く、簡単な方法が新聞だ。 仕事の関係で、一時期、毎日6紙を読んでまとめていたことがあったのだが、そういう一種の「訓練」のようなものを経たために、特に同書が勧める「新聞の読み方」に共感するところがある。 新聞社の背景を知ることで、単に「記事」から読み取れる事実だけでなく、背後にあるもっと大きな「情報」を読み取ることができると思うのだ。 ネットで簡単にニュース記事が読めるようになり、新聞は買っていなくてもネットで読んでいる、という人は多いだろう。同時によく「マスコミは報じない○○」といったようなフレーズを目にするようになった。 「なぜマスコミが報じてないのか」そこにも「情報」「意味」が潜んでいる。紙の新聞をあまり読まなくなった今だからこそ、同書を一度手にとってもらいたい、とメディアの隅っこにいる私は思うのだ。

Posted byブクログ