電通とFIFA の商品レビュー
現在、日経新聞に連載中の釜本邦茂さんの「私の履歴書」が日本とサッカーの出会いの陽のあたる歴史だとしたら、本書は本来だったら陽の射し込まない歴史なのかもしれません。まだまだ書かれていないこともあるのでしょうが、著者はよくぞインタビューを重ねたものだ、と思いました。たまたまこの前に読...
現在、日経新聞に連載中の釜本邦茂さんの「私の履歴書」が日本とサッカーの出会いの陽のあたる歴史だとしたら、本書は本来だったら陽の射し込まない歴史なのかもしれません。まだまだ書かれていないこともあるのでしょうが、著者はよくぞインタビューを重ねたものだ、と思いました。たまたまこの前に読んだ小林至「スポーツの経済学」でIOCとFIFAの巨大ビジネス化にISLと電通の関与したことが指摘されていて、日本の広告会社が巨大スポーツビジネスに「入った」のではなく「作った」ことに不思議な感覚を覚えていたのですが今回の読書によって、なるほど!がいっぱい得られました。
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