21世紀地政学入門 の商品レビュー
地政学というよりただの世界情勢を述べた本。 教養にはいいと思うが地政学の理論を学ぼうと思って読んだため△
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【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】
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朝日新聞の主筆としてより、朝日ジャーナルの編集長として覚えている船橋洋一さんの本ですが、文春から発行されたものだけに、煮え切らなさが目につく内容でした。 地政学としての観点より、なぜ人は変節していくのかが気になります。
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文藝春秋日本銀行掲載されているコラムのまとめ。 読みにくさはそれゆえか。 しかし、「よほど確固とした戦略と思慮深い外交を持たない限り、日本は戦略的な駒として利用されることになりかねない(p8)」という指摘は、その通りだと感じる。
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年が改まりまして2017年となりましたが、昨年は私にとって「地政学」という分野に目覚めた記念すべき年となりました。興味を持ち始めると、書店を歩いていても、それに関する本が目に付くようになりました。 この本はその中で目に付いた本のうちの一冊です。読み終えたのは昨年6月頃の様ですが...
年が改まりまして2017年となりましたが、昨年は私にとって「地政学」という分野に目覚めた記念すべき年となりました。興味を持ち始めると、書店を歩いていても、それに関する本が目に付くようになりました。 この本はその中で目に付いた本のうちの一冊です。読み終えたのは昨年6月頃の様ですが、レビューを書くのを忘れていて、年末の大掃除で本棚に埋もれているのを見つけました。内容については、レビューを書きながら復習したいと思います。 以下は気になったポイントです。 ・地政学的リスクとは、地理と歴史のような変えようのない要素、さらには民族と宗教のような変えにくい要素が、国の戦略や外交に大きな影響を及ぼし、それが国家間の摩擦をもたらすようなリスクのこと(p4) ・冷戦後20年経過して、中国は勝ち組、ロシアは負け組となった。領土はソ連時代に比べて激減した、ウクライナを失ったのが致命傷。人口は1.4億人でバングラディシュよりも少ない、2050年には1.1億人まで減少する、しかし過小評価してはならない(p37) ・アラビア半島の付け根は、現在はサウジアラビアとエジプトが抑えているが、イラクのように液状化して権力の真空が生じたら、イランと共にトルコが埋めるかもしれない、トルコの強みは、中東の戦略的要地であるアナトリア陸橋を1国で抑えていること(p50) ・第一次世界大戦中の1916年、オスマン帝国の崩壊を前に、英仏ロは、サイクスピコ協定を結び国境線を引いた、そして、シリア・レバノン・ヨルダン・イラク・サウジアラビア・クウェートが生まれた。2014年、ISは、サイクスピコ協定を打ち破ったと宣言した(p52) ・大英帝国は、1870年には経済のピークに達し、その後衰退したが、英ポンドが米ドルに基軸通貨の座を譲り渡したのは、90年後であった。21世紀、米国の後には、当分の間、米国しかいない(p77) ・ユーロ危機の当面の解決策は、ECBの増資、公的資金の導入、欧州共同債の発行であろう、究極の解決策は、財政統合であろう(p85) ・トヨタの各国別シェアは、米国、日本、中国、インドネシアの順である、インドネシアの伸びが大きい。インドネシアは今後40年間は人口ボーナス期、中産階級大国へジャンプし始めた(p87、90) ・ゴールドマンサックスの予測による、2050年のG7は、中国、米国、インド、ブラジル、メキシコ、ロシア、インドネシアである(p91) ・日本の若者は、歴史・財政・人口・英語・放射能、の五重苦に苦しめられるころになるだろう(p195) 2017年1月2日作成
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正直期待外れだった。同盟に関して素晴らしい本を書かれていた著者だけに期待をしていたのだけど、内容はコラムをまとめたような感じ。 地政学というくくりだけれど、あまり理論的な統一性は感じなかった。日中関係に関するコラム集と名付ければよかったのに… とは言ってもシーパワーに関する中...
正直期待外れだった。同盟に関して素晴らしい本を書かれていた著者だけに期待をしていたのだけど、内容はコラムをまとめたような感じ。 地政学というくくりだけれど、あまり理論的な統一性は感じなかった。日中関係に関するコラム集と名付ければよかったのに… とは言ってもシーパワーに関する中国のこだわりはわかりやすく説明されていた。国際政治を学んでないビジネスマンにとって、なぜ中国が日本を目の敵にするのか、そういった点がわかりやすく説明されているのはいいんじゃないかな? そういった意味でも地政学のタイトルは荷が重い。もっと軽いタイトルにすればよかったのにな〜
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世界の外交の流れを読み解くといった流れ。地政学ってこういうものなのかな。日本の置かれている立場はかなり厳しいということは分かった。
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