必携英語表現集 の商品レビュー
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1~2文の英語に穴が1つだけ空いており、そこを補充していきながら800の表現を覚えるもの。下に答えが書いてあるのですぐに完結はするが、その表現の使い方や覚え方、類似表現との違いなどの詳しい解説が後ろに書いてあり、そこまで読めば役に立つ。 ほとんどは熟語、イディオムと言われるも...
1~2文の英語に穴が1つだけ空いており、そこを補充していきながら800の表現を覚えるもの。下に答えが書いてあるのですぐに完結はするが、その表現の使い方や覚え方、類似表現との違いなどの詳しい解説が後ろに書いてあり、そこまで読めば役に立つ。 ほとんどは熟語、イディオムと言われるものだが、what S used to beとかforget to Vなど文法事項としてよく扱われるもの、conduct [do / carry out] research on ~などコロケーションとして注意すべきもの、S is no big deal.やI'll take this.のような会話表現として覚えるもの、さらには20のことわざなどが含まれている点がユニーク。 いずれもアウトプットで使えるということが念頭に置かれており、例えばgive upは「やってきたことを途中であきらめる」なので、これからやることをあきらめる時に使う表現give up the idea ofを覚えさせたり、「パーティーを開く」はopenではなくgiveを使ってgive 人 a party、さらに大きなパーティーの場合にはthrow a party、など、間違いやすい点や具体的な使い方が意識されている。 たぶん高1から単語集と並行してやっていくのがいいと思うが、これを使った場合、難関校を受ける場合に必要になるインプット用の熟語をどのタイミングでやっていけばいいのか、難しい。もしセンターまでならこの表現集だけでもいいんじゃないかと思う。 あとできれば日本語の索引だけでなく英語の索引くらいはつけて欲しかった。ちなみに『必携英語表現活用ノート』というのも出ているらしいが、これはたぶん学校専売だと思う。(17/12/17)
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