「来ちゃった」 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
旅筋。予定を詰め込まなくても濃い旅になってるのが楽しいです。ほとんど一泊二日みたいで、あれもこれもじゃなく目的も一日ふたつくらいだけれどそれが丁度よくのんびりでした。予定になかった事が起こるのも旅の醍醐味だし、忙しなくしてたら見られなかった景色や出会えなかった人もあるのかも。 移動時間も旅という感覚はわかります。移動中にうとうと出来るのは羨ましい。 行ってみたい場所もたくさん。特に、能登、後生掛温泉、隠岐。国内でも関東以北は未踏の地(そういえば鎌倉までは行ってました)という出不精なのでこれは…旅筋が刺激されました。再訪も素敵です。
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エッセイストの酒井順子と『今日の猫村さん』の漫画家ほしよりこによる旅行のエッセイ集。決して有名ではない観光地を訪れる興奮と人々の出会いが素晴らしい。旅の醍醐味に触れた作品。 雑誌「Precious」に2007年から2010年に連載された作品。 女子鉄で知られる酒井順子の紀行文。...
エッセイストの酒井順子と『今日の猫村さん』の漫画家ほしよりこによる旅行のエッセイ集。決して有名ではない観光地を訪れる興奮と人々の出会いが素晴らしい。旅の醍醐味に触れた作品。 雑誌「Precious」に2007年から2010年に連載された作品。 女子鉄で知られる酒井順子の紀行文。独特のですます調はあまり肌に合わなかったが本紀行ではピッタリとはまる。ほしよりこのイラストも秀逸。楽しい紀行である。変な自虐ネタもなく純粋に旅を楽しむところが実によい。 北海道から沖縄まで全国津々浦々、どちらかというと観光客の少ない所を旅する。おそらく二度と訪れる機会のないであろう絶景。はるばると来た感慨が題名の「来ちゃった」である。 旅の魅力を十二分に伝えた一作。気軽に読める一冊でした。
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マニアックではあるけれど、テーマを持った旅なので、訪れてみたい場所がいろいろあった。ルートや泊まったところもチラリと書かれているので、ぜひ真似したい。 再訪が一番贅沢な旅に共感。
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この人の旅行好きは鉄道に限らないようだ。文字どおり日本の隅々の地の果てまで、バスに乗ることも。大和八木から新宮までの路線バス体験乗車も興味深い。沖縄県宮古島の更に離島多良間島まで。ここまで旅をできて、それが本になる。この方の趣味と仕事が重なっていることが非常に羨ましい。なお、番外...
この人の旅行好きは鉄道に限らないようだ。文字どおり日本の隅々の地の果てまで、バスに乗ることも。大和八木から新宮までの路線バス体験乗車も興味深い。沖縄県宮古島の更に離島多良間島まで。ここまで旅をできて、それが本になる。この方の趣味と仕事が重なっていることが非常に羨ましい。なお、番外編として中国の西蔵鉄道乗車記の章がある。ここは私自身も経験しただけに、懐かしい。私と出発時刻が異なり、夜出発し、夕方到着と景色が違う面もあるものの、この鉄道沿線からチベット・ラサに至る状況をより立体的につかめたようにも思い、興味深く読んだ。
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行くとこがマニアックすぎて私もここ行ってみたいって思ったとこがなかった。 あと最初に3人旅だと書かれてるのに本文では全然そんな気配がなくてひとり旅みたいに書かれてるのがそわそわする。
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女性向け雑誌に掲載されていた旅のエッセイなのだが、いわゆる超有名な観光地ではなく、「端っこ」「終点」「ケータイの電波届かない」などの地域に出かけて行くもの。「出生率1位の地」「寅さんが最後に行った地」「こけし工人がいる温泉」など、「きちゃった・・・」とつい言ってしまうような辺境の...
女性向け雑誌に掲載されていた旅のエッセイなのだが、いわゆる超有名な観光地ではなく、「端っこ」「終点」「ケータイの電波届かない」などの地域に出かけて行くもの。「出生率1位の地」「寅さんが最後に行った地」「こけし工人がいる温泉」など、「きちゃった・・・」とつい言ってしまうような辺境の地。地元の人とのふれあいやその土地の美味しいものを食べたり、温泉や海、山、川をそのまま楽しんでいる。電車やバスの移動も楽しんでいたり、綿密に計画されたものではない偶然の出会いを楽しんでいる。旅を楽しむというのはそれで良いんだと再認識。行けるうちに行かないとね。
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マジに鉄子な酒井さんと、ふわふわなほしさんの絵で 綴る旅のエッセイ。ゆるゆる感が心地良い♪ 自分だと、自由時間に目いっぱい詰め込む私、 酒井さんの数か所ゆったりな旅は、目に鱗でした。 実はこの本は2011年2月の発行。 かの大地震前の被災地の豊かだった様子が、あちこちにあって、涙...
マジに鉄子な酒井さんと、ふわふわなほしさんの絵で 綴る旅のエッセイ。ゆるゆる感が心地良い♪ 自分だと、自由時間に目いっぱい詰め込む私、 酒井さんの数か所ゆったりな旅は、目に鱗でした。 実はこの本は2011年2月の発行。 かの大地震前の被災地の豊かだった様子が、あちこちにあって、涙してしまう。 この本を読書中に文庫化されたので、その文庫版のあとがきが気になっています。
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確実に旅に出たくなります。何かとお休み、旅行、となるとなんとなく海外に意識が向いてしまうけれど、あらためて日本を味わう旅も良いものだと感じました。加計呂麻、秋田の後生掛温泉のオンドル部屋、隠岐なんかにも行ってみたい、いや近いうちに行こうと思った次第です。あと、マハラジャエキスプレ...
確実に旅に出たくなります。何かとお休み、旅行、となるとなんとなく海外に意識が向いてしまうけれど、あらためて日本を味わう旅も良いものだと感じました。加計呂麻、秋田の後生掛温泉のオンドル部屋、隠岐なんかにも行ってみたい、いや近いうちに行こうと思った次第です。あと、マハラジャエキスプレスもとんでもなく高いんだろうな、と思いつつ、いつか乗ってみたいなと思います。
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ああ、いいなあ。ガイドブック的な本ではなくて、のんびり旅する気分を味わえる。間に挟まれるイラストがキュートで癒される。
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