不協和音 の商品レビュー
2020年ドラマ放送で話題 田中圭さんと中村倫也さんが生き別れの兄弟に、 ドラマスペシャル共演で話題の一冊!
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真面目な刑事だった父が起こした違法捜査。 それが原因となり、幼い兄弟は、別れて暮らすことに... 長じて、兄の祐介は、京都府警の刑事となり、弟の真佐人は、京都地検の検事に。 そして、ある事件をきっかけに、2人は出会う。しかし、性格は合わず、事あるごとにぶつかり合う。 果たし...
真面目な刑事だった父が起こした違法捜査。 それが原因となり、幼い兄弟は、別れて暮らすことに... 長じて、兄の祐介は、京都府警の刑事となり、弟の真佐人は、京都地検の検事に。 そして、ある事件をきっかけに、2人は出会う。しかし、性格は合わず、事あるごとにぶつかり合う。 果たして、本当に、父は違法捜査を行ったのか? 2人の思いは、常にそこの究明にある事を知る。 今後のシリーズ化、並びに、彼らの父の違法捜査の真実を知りたいと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
評価は4. 内容(BOOKデーターベース) 刑事だった父は、本当に冤罪を生んだのか―。京都府警捜査一課の川上祐介は、妻を殺したと自白しながら、黙秘に転じた被疑者に手を焼いていた。そこへ、京都地検から「不起訴」の連絡が届く。それを決めた担当検事は、父が違法捜査を疑われて失職した際に別の家の養子となった弟の真佐人だった。不起訴に怒る祐介に、真佐人は意外な一言を返す。刑事と検事の信念がぶつかる連作ミステリー。文庫書き下ろし。 この一冊では結局お父さんが冤罪を出したのかどうか分からぬままでモヤモヤ。この先が読みたくなる内容であった。 刑事と検事の絡みは興味深い。なかなか面白かったがこれはシリーズ化はされない?(されていない?)
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主人公は、刑事の兄と検事の弟という異色な組み合わせ。 違法捜査を疑われ失職した父を持つ兄弟が、互いに反駁しながらも事件を解決する連作ミステリー。 父親の事件の謎がまだ残り、続編がありそう。
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幼い頃、刑事だった父親のおこした冤罪事件をきっかけに別々に育てられた兄弟、兄は刑事に弟は検事となり同じ事件に向き合っていく。京都太秦署を舞台にした連作ミステリー。 五作品がどれもなかなか面白い。人間の心理の裏側、人の心の複雑さを表現しながら事件の展開の面白さばかりでなく、刑事と検...
幼い頃、刑事だった父親のおこした冤罪事件をきっかけに別々に育てられた兄弟、兄は刑事に弟は検事となり同じ事件に向き合っていく。京都太秦署を舞台にした連作ミステリー。 五作品がどれもなかなか面白い。人間の心理の裏側、人の心の複雑さを表現しながら事件の展開の面白さばかりでなく、刑事と検事というある意味協力体制にふたりが、実は兄弟であり心情的には対立しているという複雑な関係性をはらみ、作品に深みを与えている。いろいろな事件の面白さと共に、本当に父親がおこした冤罪事件なのかまたはそこに別の真実があるのか、兄弟ふたりがどのようにそれを解決していくのか、新たな作品が出来ることを楽しみにしたい。
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