地球に暮らそう の商品レビュー

加藤大吾(著者)

2020/05/04

東京で生まれ育ちながら、自然に囲まれた生活に憧れ、そしてそれを実現し切磋琢磨する毎日をリアルにレポートしてくれている一冊である。
田舎暮らしの良いところと、良くないこと（田舎暮らし定番ともいえる必ずしも良いとは言えない手間や制約や考慮等）を細かく記載してくれていてありがたかった。

印象に残ったのは家族5人で月10万以下という生活費で十二分に生活に成り立つということ。家賃や住宅ローン無しで食材を自給自足で賄えるというこの２つは東京でよほどの金持ち以外まず得られない”安定”であって、かなり羨ましく、自分も何とかできないものかと思った。

しかし田舎暮らしを実践する原動力は何といっても「家族の喜び」あってだろうと思う。辛くても家族が喜んでくれれば頑張れる！これに尽きると思う。

自分もご老体になる前に人生決断しないと。。。