名画の謎 旧約・新約聖書篇 の商品レビュー
学生時代にすこしキリスト教を勉強したのですが、そんな裏話があったとは!待ってそれ知らない!など大変興味深い内容が盛りだくさんでした。宗教画に興味を持ち、読み終わったあとすぐに小学館の図鑑「はじめての絵画」を開きました。 絵画は画家や時代ごとの展覧会が多いですが、特定の場面に限定し...
学生時代にすこしキリスト教を勉強したのですが、そんな裏話があったとは!待ってそれ知らない!など大変興味深い内容が盛りだくさんでした。宗教画に興味を持ち、読み終わったあとすぐに小学館の図鑑「はじめての絵画」を開きました。 絵画は画家や時代ごとの展覧会が多いですが、特定の場面に限定して色んな画家の作品を集めた展覧会に行きたくなりました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み進めるのがとても楽しかった。聖書にまつわる知識を得られるとともに、絵画作品の鑑賞の仕方も勉強になる。 ピーテル・ブリューゲルの『バベルの塔』と『ベツレヘムの人口調査』が特に印象深い。絵にこめられた画家の意図を読み解いていく、それがこんなに面白いとは。 ジェイムズ・ティソ『十字架上のキリストが見たもの』は個人的に衝撃的だった。イエスの姿は足の先だけで、イエスが見たであろう光景が画面いっぱいに広がっていることになぜか動揺した。我々が見ているのなら、イエスもこちらを見返しているのだと気付かされる。 次はどんな作品が紹介されるのだろうとワクワクしながらの読書となった。聖書に詳しくなくても楽しめるし、知っていてもさまざまな解釈のひとつとして楽しめるのではないかと思う。
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勉強になります。聖書が分かると、絵画、世界史など知識の幅が広がります。名画について知りたいと思い読んでみました。
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とてもわかりやすい本だと思います。 欲を言えば、もっと多くの絵画を取り上げていただきたかったです。それでも旧約聖書から新約聖書の流れに沿って、その名シーンの絵画が紹介されていくので、聖書のなんとなくのあらすじも知ることができます。 私は宗教画が好きなので色々な方々の解説を読むのが...
とてもわかりやすい本だと思います。 欲を言えば、もっと多くの絵画を取り上げていただきたかったです。それでも旧約聖書から新約聖書の流れに沿って、その名シーンの絵画が紹介されていくので、聖書のなんとなくのあらすじも知ることができます。 私は宗教画が好きなので色々な方々の解説を読むのが楽しいです。
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日本人に馴染みの薄い聖書について、更には絵画や画家、当時の社会情勢について、中野京子さんのユーモラスな文章で非常に分かりやすく学べる。
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キリスト教と絵画を関係性含めて解説してくれました。カトリックとプロテスタントの差を理解出来て良かったです。
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女性画家アルテミジア・ジェンティレスキによるユーディト像『ユーディトと侍女』。 本書の中ではこれが一番気に入りました。 ユーディト図像はいろいろ見たことありますが、初めて出会った、若い侍女と頼りになりそうなユーディト。緊張感のある絵ですが二人の間には他の絵には無い、シスターフッ...
女性画家アルテミジア・ジェンティレスキによるユーディト像『ユーディトと侍女』。 本書の中ではこれが一番気に入りました。 ユーディト図像はいろいろ見たことありますが、初めて出会った、若い侍女と頼りになりそうなユーディト。緊張感のある絵ですが二人の間には他の絵には無い、シスターフッドを感じます。 聖書における男尊女卑の繰り返しに辟易していた中、1600年代に女性がこのかっこいいユーディトを描いていたことに驚きました。しかもカラヴァッジェスキとは、推せる。
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満点の★5です! 中野さんの表現が面白すぎます。 ヴァチカンの腐った坊主どもを“どげんかせんといかん”なんて。。面白すぎます! 「へそ論争」「マリアだらけ」「ヨハネだらけ」と今まで絵画(名画)をまじまじと見たことが無いので、機会があればこの本とともに見に行きたいと思いました。 一...
満点の★5です! 中野さんの表現が面白すぎます。 ヴァチカンの腐った坊主どもを“どげんかせんといかん”なんて。。面白すぎます! 「へそ論争」「マリアだらけ」「ヨハネだらけ」と今まで絵画(名画)をまじまじと見たことが無いので、機会があればこの本とともに見に行きたいと思いました。 一つの絵を見て想像を膨らませることは、とても楽しめる趣向と思う大事な一冊になりました。
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軽く聖書をかじった程度だったため、知っている話がいくつかあってちょっと嬉しくなったし初めて知ったこともたくさんあった。 美術館に行くと宗教画は一様にみえて他の部屋より早めに出ることが多かったけれど今度からはじっくりみてみよう 旧約聖書は読み物としてすごく面白そうだな、と感じた
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中野京子さんの「名画の謎」シリーズ。 旧約、新約聖書をめぐる神話の数々をモチーフとした絵画をまとめた一冊。 宗教画と聞くと、とっつきにくいイメージを多くの人が持っていると思う。絵画は風景画や、印象派の時代が好きな私も、ちょっと宗教画は敷居が高く感じる。 だけど、この本はそんな...
中野京子さんの「名画の謎」シリーズ。 旧約、新約聖書をめぐる神話の数々をモチーフとした絵画をまとめた一冊。 宗教画と聞くと、とっつきにくいイメージを多くの人が持っていると思う。絵画は風景画や、印象派の時代が好きな私も、ちょっと宗教画は敷居が高く感じる。 だけど、この本はそんな人たちにもとても分かりやすく書かれている。 旧約聖書、新約聖書の違いから、そのメイン登場人物や主な役割、など、巻頭で人物相関図もカラーで掲載されており、ビジュアルでまずすぐにその全体像が理解できる作りになっている。 旧約聖書ではアダムとイブ、アブラハム(この人はなかなか食えない人物である)、サムソンとデリラなど。 新約聖書ではイエスキリストとその周辺人物。 バベルの塔、受胎告知、キリストの洗礼、最後の晩餐、ユダの接吻、聖母被昇天、最後の審判、など、聖書の歴史の流れに沿った有名シーンの絵画が20作品掲載されている。 ブリューゲル、レンブラント、ドラクロワ、ルーベンス、ボス、ダヴィンチ、カラヴァッジョ、デューラー…など、1300年代から1800年代まで、描かれた時代自体は前後しながら行き来していく。 宗教画というのは、時代を越えて書き継がれて来た重要なテーマなんだな、ということがよく分かる。 一つ一つの神話のエピソードも、中野さんが端的に分かりやすく、現代風にツッコミを入れてくれながら解説してくれているので、その流れが頭にすんなり入ったし、面白かった。 ルーブルやウフィッツィ美術館で小難しい絵を素通りしてた過去の自分がもどかしい…。この本を読んでから行けばよかったな。
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