ノヴェリストの季節 の商品レビュー
2017.5.8 編集者と作家さんの関係ってきっと特別なんやろうな。本って本当に一つの作品。いろんな特別な関係の上でこれだけの作品が世に出てると思うと、ああもう編集者さんたちに感謝!映画も絵画も素敵やけど、やっぱり私は小説が好きだなとあらためて。
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編集者を主人公に据えた小説といえば「舟を編む」が頭に浮かぶが、もっと一般的な「小説の編集者」が主人公なのが本書。 担当したデビュー作家がベストセラーを飛ばし、他社から出版された若手の小説家の作品に心酔し担当となり、小説を世に出すまで、編集と小説家の関係について深々と描いた作品。 ...
編集者を主人公に据えた小説といえば「舟を編む」が頭に浮かぶが、もっと一般的な「小説の編集者」が主人公なのが本書。 担当したデビュー作家がベストセラーを飛ばし、他社から出版された若手の小説家の作品に心酔し担当となり、小説を世に出すまで、編集と小説家の関係について深々と描いた作品。 ラスト近くは、三人称にも関わらず主人公の煩悶がそのまま文章になっているようで多少まだるっこしいところもあったが、計算済みと言えばそうなのかも。 悪人が一人も出てこないのが、よかったのか悪かったのか。
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