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日本おとぼけ絵画史 たのしい日本美術 の商品レビュー

4.6

11件のお客様レビュー

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2024/08/25

たしかに日本画の時代からあったんだな、ゆるキャラってかゆる作画…。 とんでもねえ画力があるのに、そ、それなの…????っていう…。

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2024/05/04

侘び寂びというものはこういった人間の抜け感から生まれてきた部分でもあるように感じる。 ふざけたような絵、ずらして書くことなど、それを評価する社会。昔の日本はもっと緩い部分があったのだと感じる。

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2023/06/21

ページをめくったら思わず笑っちゃう絵やゆるーい絵がたくさんあって楽しい本だった。本文の解説と絵が載っているページが前後していたりして少し読みづらいが、新しい視点の日本絵画を見せてもらった。

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2020/10/08

和むわ~(*´∇`*)ちょっと気持ち悪い絵もあるけれど、ヘタウマな絵に思わず「えへへ( ̄∇ ̄*)」と笑ってしまう♪あぁ美術館へ行きたいなー(^o^)

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2021/03/18

美しいとか、上手だ、という価値観から少しずれたところの魅力を持ってる作品に触れることができた。 絵の本なのに、絵を通して禅のことについて学べた気がする。 禅とは、常識や既成概念を破って、それにとらわれずに物事の本質を見極めることを大切にしている、と感じた。 禅画を見ていると、...

美しいとか、上手だ、という価値観から少しずれたところの魅力を持ってる作品に触れることができた。 絵の本なのに、絵を通して禅のことについて学べた気がする。 禅とは、常識や既成概念を破って、それにとらわれずに物事の本質を見極めることを大切にしている、と感じた。 禅画を見ていると、「いかに固定観念に縛られているか、ということに気づけ! 自ら気づけ!」と言われているように感じる。 「自分で気づけ。でないと、本当の意味で学べない」と。 禅画以外にも、魅力的な絵が沢山あった。 面白い本だった。 【memo】 目出度さはことしの蚊にも喰われけり 小林一茶 岡田米山人 「富士山図」 尾形乾山 「富士山図」

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2019/06/15

癒えます。春叢紹珠の皿回し布袋図、風外本高の虎図と猛虎図、中村芳中の鹿図、曽我蕭白の雪山童子図、あとお殿様のシリーズは全て好きです。実際に鑑賞した作品もありますし、プリントでしか見たことがないのもありますが総じて非常に素晴らしく魅力的であります。

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2019/06/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

禅僧が味わい深い絵を描くことにふふっとなったが、皆さん江戸時代くらいに生きてた人たちなのに結構長命ってことに気づいた。1日0~2食でもバランスの良い食事を取って頭や指先を使い続けて心が健康であると長生きするんだなあ。

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2018/07/04

「なんじゃこの絵は?」 って思わず美術館で笑ってしまったことってないですか? すごい巨匠が描いた絵なのに 思わず「かわいい~」って言ってしまうような絵や 「この絵は家に飾ったらコワイ…」とかって思う絵を集めて解説したこの本、めちゃくちゃおもしろいです。 著者の金子信久さんはそ...

「なんじゃこの絵は?」 って思わず美術館で笑ってしまったことってないですか? すごい巨匠が描いた絵なのに 思わず「かわいい~」って言ってしまうような絵や 「この絵は家に飾ったらコワイ…」とかって思う絵を集めて解説したこの本、めちゃくちゃおもしろいです。 著者の金子信久さんはそんなおかしみのある絵を 「苦い」「すっぱい」「ずっこけ」といった絶妙な表現で表している。 長谷川等伯、海北友雪、尾形光琳、曽我蕭白など… 彼らが描く世界とおもしろさは何度見ても楽しい。 そうそう、忘れてはならないのが伊藤若冲 あの緻密な絵を描いた若冲が描いた伏見人形図は まるまるころころしていて ある意味”今はやりのゆるキャラ”なのである。 線で表された美、 簡略の美 素朴に込められた美 日本の独特の美を追求した”目”は本当におもしろくてすばらしい。

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2017/03/21

読書録「にほんおとぼけ絵画史」5 著者 金子信久 出版 講談社 p95より引用 “江戸時代は、歴史上、絵という娯楽が爆発 的に広まった時代でもあった。ゆかいな絵を 求める大勢の人たちの心から、こんな作品が 世に生まれたのである。” 目次から抜粋引用 “禅画  俳画  苦い ...

読書録「にほんおとぼけ絵画史」5 著者 金子信久 出版 講談社 p95より引用 “江戸時代は、歴史上、絵という娯楽が爆発 的に広まった時代でもあった。ゆかいな絵を 求める大勢の人たちの心から、こんな作品が 世に生まれたのである。” 目次から抜粋引用 “禅画  俳画  苦い  素朴  お殿さま”  美術館学芸員である著者による、日本の古 典美術の中から一風変わった作品を選びぬい た一冊。  仙人や僧侶から空想の生物まで、思わず感 情を揺さぶられてしまうような作品が紹介さ れています。  上記の引用は、江戸時代の、形に歪みのあ る作品を紹介する項での一節。 絵という、生きるのに必需でない物が広がっ て、大勢の人に楽しまれるというのは、その 時代が比較的豊かであったからなのかもしれ ませんね。  この本を見ていると、漫画好きであるとい うことは、日本人の血の中に練り込まれた感 性なのではないかと思ってしまいます。  面白いのでおすすめの一冊です。 ーーーーー

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2016/04/30

こういう本を待っていた気がする。 丁寧な解説を読み、当時に想いを馳せる。 若冲と国芳と等伯が好きな自分は、 桑山玉洲、耳鳥斎、倉田三郎に目を奪われた。

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