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ちゃぶ台 の商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2017/09/05

内田樹さんの街場の農業論で、『農業と市場経済はそもそもとても食べあわせの悪いもので…』というお話、とても機知に富み、勉強になりました。

Posted byブクログ

2016/01/25

個別に本になっていても読まなかっただろう、雑誌という形だからこそ出会えた文章&書き手。興味深く読めました。

Posted byブクログ

2015/12/27

装丁がすばらしい。手に取っているだけで、置いてあるのを見るだけで、ワクワクする。背表紙だけが唯一の主張枠になっている本棚において、背表紙のこのこだわりは秀逸だと思う。これこそ電子書籍にないリアル本の価値。 今まで、移住者の本とか文章とかたいして興味がなかったのだが、自分を客観的...

装丁がすばらしい。手に取っているだけで、置いてあるのを見るだけで、ワクワクする。背表紙だけが唯一の主張枠になっている本棚において、背表紙のこのこだわりは秀逸だと思う。これこそ電子書籍にないリアル本の価値。 今まで、移住者の本とか文章とかたいして興味がなかったのだが、自分を客観的に見る必要に迫られて、他の移住者はどういうことを考えているのだろうと、ケーススタディの感覚で読んでみた。 今この土地がイケてると思ったからこの地に来た人は、それが面白くなくなったらいなくなる。消費者的目線の移住。一方、「自分づきあい」がしっかり出来ていて、自分の中にある基準がしっかりしている人は、淡々とやれる。 地方は登場人物が少ないから、ないものねだりせずに健全でいられる。 移住してくる独身女子は流転系が多い、とか。旅の延長線上に移住があるのは、私もよく感じることがあったので、自分と明らかに違う感覚で、ひとくくりに移住と言ってもカテゴリーがかなりあることに気付いた。 耳が痛い部分や、そうだよなあと共感する部分と、色々あった。and then? 私はどうだろう、を考える、よい材料。

Posted byブクログ

2015/10/27

瀬戸内海に浮かぶ周防大島。そこには全国から若者が集まり、移住しているという。そんな例から、地方移住についてかなり掘り下げたミシマ社初の「雑誌」。製本も凝っていて、手に馴染む。価値観が大きく変わろうとしているのを感じる。さて、自分自身はどうしたものか。東京に住むということの意味を問...

瀬戸内海に浮かぶ周防大島。そこには全国から若者が集まり、移住しているという。そんな例から、地方移住についてかなり掘り下げたミシマ社初の「雑誌」。製本も凝っていて、手に馴染む。価値観が大きく変わろうとしているのを感じる。さて、自分自身はどうしたものか。東京に住むということの意味を問い直し続けているけれど、今はまだ動けない、ジレンマを抱えている。

Posted byブクログ

2016/06/06

冗談ではなく、雑誌コーナーで輝いて見えた1冊。 即購入しました。 装丁が素晴らしく、手軽な感じに見えるのに 凝ったつくりの美しい1冊です。 ミシマ社さんが発行している本は上質で濃い内容と 思っているので、今回も読む前から期待が大きいです。 そんな期待を裏切らないつくりのこの本...

冗談ではなく、雑誌コーナーで輝いて見えた1冊。 即購入しました。 装丁が素晴らしく、手軽な感じに見えるのに 凝ったつくりの美しい1冊です。 ミシマ社さんが発行している本は上質で濃い内容と 思っているので、今回も読む前から期待が大きいです。 そんな期待を裏切らないつくりのこの本はすごい。 益田ミリさんのエッセイに始まり、 大好きな佐藤ジュンコさんのページもあり、 どのページを読んでいても「おもしろい」。 冒頭に1冊全部読んでもらえる本を作りたいと いう思いで発行されたようなことを書かれていますが、 まさにその通りです。 どんな雑誌も読み飛ばしてしまう人も これは隅々まで読んでしまう1冊だなと感じます。 書店で他にもこの本に興味を示している人がいて 値段が結構するよねーと話をしていました。 確かに本体価格1500円。 その価値は充分ある1冊だと、 購入した後実感しました。

Posted byブクログ

2022/06/01

益田ミリ、内田樹、西村佳哲、甲野善紀、などなど。豪華執筆陣。 ミシマ社好きだし、これは買うしかない。 ところがどこにも売っていない。確実にあるであろう本屋まで行く時間がとれない。 Amazonまで売り切れている。ヨドバシ.comで買えた。本も売ってるのね。 さて、ミシ...

益田ミリ、内田樹、西村佳哲、甲野善紀、などなど。豪華執筆陣。 ミシマ社好きだし、これは買うしかない。 ところがどこにも売っていない。確実にあるであろう本屋まで行く時間がとれない。 Amazonまで売り切れている。ヨドバシ.comで買えた。本も売ってるのね。 さて、ミシマ社初の雑誌といっているが、しおりはついているし帯は付いているし雑誌コードはないし、まあ本人が雑誌というのだから雑誌でいいが、とにかく編集方針がすごい。 台割を作らず、出来た順に並べ、編集後記の段階でもまだ入っていない原稿があるので目次に「?」が入っている。こんなんでいいのか。 しかし「編集=整理」という時代から、「編集=発見」もしくは「編集=生命の注入」という新たな時代へ、という意気込みでつくった、というから、新たな気持ちで受け止めよう。 そしてなんとびっくり、コデックス装。 中身は執筆陣から推して知るべし、ではあるものの、「働く」ということ、暮らすということが、何でもかんでも取引材料ではないよ、ということがあらためてわかる本。この手の本はきっと将来価値が出るぞ!(っていうつもりで買ったわけじゃないけど)

Posted byブクログ