ちゃぶ台 の商品レビュー
内田樹さんの街場の農業論で、『農業と市場経済はそもそもとても食べあわせの悪いもので…』というお話、とても機知に富み、勉強になりました。
Posted by
個別に本になっていても読まなかっただろう、雑誌という形だからこそ出会えた文章&書き手。興味深く読めました。
Posted by
装丁がすばらしい。手に取っているだけで、置いてあるのを見るだけで、ワクワクする。背表紙だけが唯一の主張枠になっている本棚において、背表紙のこのこだわりは秀逸だと思う。これこそ電子書籍にないリアル本の価値。 今まで、移住者の本とか文章とかたいして興味がなかったのだが、自分を客観的...
装丁がすばらしい。手に取っているだけで、置いてあるのを見るだけで、ワクワクする。背表紙だけが唯一の主張枠になっている本棚において、背表紙のこのこだわりは秀逸だと思う。これこそ電子書籍にないリアル本の価値。 今まで、移住者の本とか文章とかたいして興味がなかったのだが、自分を客観的に見る必要に迫られて、他の移住者はどういうことを考えているのだろうと、ケーススタディの感覚で読んでみた。 今この土地がイケてると思ったからこの地に来た人は、それが面白くなくなったらいなくなる。消費者的目線の移住。一方、「自分づきあい」がしっかり出来ていて、自分の中にある基準がしっかりしている人は、淡々とやれる。 地方は登場人物が少ないから、ないものねだりせずに健全でいられる。 移住してくる独身女子は流転系が多い、とか。旅の延長線上に移住があるのは、私もよく感じることがあったので、自分と明らかに違う感覚で、ひとくくりに移住と言ってもカテゴリーがかなりあることに気付いた。 耳が痛い部分や、そうだよなあと共感する部分と、色々あった。and then? 私はどうだろう、を考える、よい材料。
Posted by
瀬戸内海に浮かぶ周防大島。そこには全国から若者が集まり、移住しているという。そんな例から、地方移住についてかなり掘り下げたミシマ社初の「雑誌」。製本も凝っていて、手に馴染む。価値観が大きく変わろうとしているのを感じる。さて、自分自身はどうしたものか。東京に住むということの意味を問...
瀬戸内海に浮かぶ周防大島。そこには全国から若者が集まり、移住しているという。そんな例から、地方移住についてかなり掘り下げたミシマ社初の「雑誌」。製本も凝っていて、手に馴染む。価値観が大きく変わろうとしているのを感じる。さて、自分自身はどうしたものか。東京に住むということの意味を問い直し続けているけれど、今はまだ動けない、ジレンマを抱えている。
Posted by
冗談ではなく、雑誌コーナーで輝いて見えた1冊。 即購入しました。 装丁が素晴らしく、手軽な感じに見えるのに 凝ったつくりの美しい1冊です。 ミシマ社さんが発行している本は上質で濃い内容と 思っているので、今回も読む前から期待が大きいです。 そんな期待を裏切らないつくりのこの本...
冗談ではなく、雑誌コーナーで輝いて見えた1冊。 即購入しました。 装丁が素晴らしく、手軽な感じに見えるのに 凝ったつくりの美しい1冊です。 ミシマ社さんが発行している本は上質で濃い内容と 思っているので、今回も読む前から期待が大きいです。 そんな期待を裏切らないつくりのこの本はすごい。 益田ミリさんのエッセイに始まり、 大好きな佐藤ジュンコさんのページもあり、 どのページを読んでいても「おもしろい」。 冒頭に1冊全部読んでもらえる本を作りたいと いう思いで発行されたようなことを書かれていますが、 まさにその通りです。 どんな雑誌も読み飛ばしてしまう人も これは隅々まで読んでしまう1冊だなと感じます。 書店で他にもこの本に興味を示している人がいて 値段が結構するよねーと話をしていました。 確かに本体価格1500円。 その価値は充分ある1冊だと、 購入した後実感しました。
Posted by
益田ミリ、内田樹、西村佳哲、甲野善紀、などなど。豪華執筆陣。 ミシマ社好きだし、これは買うしかない。 ところがどこにも売っていない。確実にあるであろう本屋まで行く時間がとれない。 Amazonまで売り切れている。ヨドバシ.comで買えた。本も売ってるのね。 さて、ミシ...
益田ミリ、内田樹、西村佳哲、甲野善紀、などなど。豪華執筆陣。 ミシマ社好きだし、これは買うしかない。 ところがどこにも売っていない。確実にあるであろう本屋まで行く時間がとれない。 Amazonまで売り切れている。ヨドバシ.comで買えた。本も売ってるのね。 さて、ミシマ社初の雑誌といっているが、しおりはついているし帯は付いているし雑誌コードはないし、まあ本人が雑誌というのだから雑誌でいいが、とにかく編集方針がすごい。 台割を作らず、出来た順に並べ、編集後記の段階でもまだ入っていない原稿があるので目次に「?」が入っている。こんなんでいいのか。 しかし「編集=整理」という時代から、「編集=発見」もしくは「編集=生命の注入」という新たな時代へ、という意気込みでつくった、というから、新たな気持ちで受け止めよう。 そしてなんとびっくり、コデックス装。 中身は執筆陣から推して知るべし、ではあるものの、「働く」ということ、暮らすということが、何でもかんでも取引材料ではないよ、ということがあらためてわかる本。この手の本はきっと将来価値が出るぞ!(っていうつもりで買ったわけじゃないけど)
Posted by
- 1