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ガソリン生活 の商品レビュー

4

284件のお客様レビュー

  1. 5つ

    83

  2. 4つ

    104

  3. 3つ

    67

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

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2024/06/02

自分の車を見る目が変わる。笑 ストーリーは伊坂幸太郎らしく謎を綺麗に回収していくもので相変わらず気持ちが良い。 車目線ってどういうこと?と思ったけど違和感なく読めた。 亨のキャラが好き。「生意気だから学校ではちゃんと苛められてるからご安心を。」みたいなセリフをサラッと言えちゃうの...

自分の車を見る目が変わる。笑 ストーリーは伊坂幸太郎らしく謎を綺麗に回収していくもので相変わらず気持ちが良い。 車目線ってどういうこと?と思ったけど違和感なく読めた。 亨のキャラが好き。「生意気だから学校ではちゃんと苛められてるからご安心を。」みたいなセリフをサラッと言えちゃうのが強くて好き。

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2024/05/22

20240521 読了。発想がすごい。全編通してある一家の自家用車目線の話だから、その自家用車の車内や車の周りで起きた出来事以外がミステリーになる。ただし車同士の噂話のおかげで自家用車は人間が知らないことも知っている。 全体を通して怠み感があったのがやや残念。車やダイアナ関係の...

20240521 読了。発想がすごい。全編通してある一家の自家用車目線の話だから、その自家用車の車内や車の周りで起きた出来事以外がミステリーになる。ただし車同士の噂話のおかげで自家用車は人間が知らないことも知っている。 全体を通して怠み感があったのがやや残念。車やダイアナ関係のウンチク話は好きな人もいるだろうから良いんだけど、描画の引き伸ばしみたいなのを節々で感じた。

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2024/05/11

車目線のお話で、登場人物の人間が知らないようなことも知ってる車がなんだか面白いです笑 ページ数は多いですが、スラスラ読めて伊坂さん特有の最後に色々繋がっていくお話で、読む手が止まらなくなります。

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2024/04/09

これぞ伊坂作品とも言える疾走感。 主人公は緑のデミオ 彼が車仲間たちから聞いたことや、搭乗者から得られた情報が物語の主軸となる とにかく人間も車も、みんな個性派でセンスがいい 主人公がコンパクトカーなのもちょうどいい お隣さんがすごく年季のいったカローラなのも、車のネーミング...

これぞ伊坂作品とも言える疾走感。 主人公は緑のデミオ 彼が車仲間たちから聞いたことや、搭乗者から得られた情報が物語の主軸となる とにかく人間も車も、みんな個性派でセンスがいい 主人公がコンパクトカーなのもちょうどいい お隣さんがすごく年季のいったカローラなのも、車のネーミングセンスも、すべて素敵。 ボリュームはあるけれど、深く考えずに読めるので、重い作品を読んだあととかには最適です

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2024/04/06

うちの車も大切に、安全運転で乗ってあげよう!と思いました。笑 またこの小説のクルマたちの考え方や、 感情のコントロールは人間として、 見習うべきことが沢山あるなあと思いました。

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2024/04/04

ザッパ(かなりの変人、ヴァイの師匠)まもとより、アッガイのプラモが出てきた時点でテンションあがりました。 「また来てくれよな」とかはドラクエの武器屋(か道具屋)のオヤジを思い出しましたが、それは違うかな。 世代的にそういった細かいアイテム一つ一つが懐かしさいっぱいのまま読了。

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2024/04/01

伊坂ワールド全開でした(笑) 車目線のお話で、直接人間に影響を与えることはできないけど私たち人間には想像もできないような会話が行われてたのがとても面白かったです。 様々なことが後で繋がるのもさすが伊坂さんでした。 ほっこり系です。

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2024/02/16

読み始めた瞬間、カーズやんけ!と思って多少げんなりしたのですが、読み進めるとスグに考えが変わった。自らの意思では動けない車と車のだけのコミュニティが形成され、見聞きした情報を元にした噂話や推理がコミュニティの中で活発にやり取りされる。 車は知ってるけど人は知らない、人は知ってるけ...

読み始めた瞬間、カーズやんけ!と思って多少げんなりしたのですが、読み進めるとスグに考えが変わった。自らの意思では動けない車と車のだけのコミュニティが形成され、見聞きした情報を元にした噂話や推理がコミュニティの中で活発にやり取りされる。 車は知ってるけど人は知らない、人は知ってるけど車は知らないという状況を巧みに使って、本作品に中心となる望月家が事件に巻き込まれる様子が描かれている。なかなか面白い構図の作品です。 人や車の軽妙な語り口も、さすがの伊坂幸太郎です。読んでて疾走感があり、次々読み進めてしまいました。

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2024/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりの伊坂作品。我が家の目の前の道路が出てきて、楽しさ倍増。長男・良夫が運転する車(緑デミオ)に「助けてほしい!」と女性が飛び乗って来た。なんと、超有名女優で引退した荒木翠だった。そして降ろした直後に翠が交通事故で亡くなっていた。同乗していた不倫相手とともに。その写真を撮っていたのは記者の玉田。玉田はパパラッチだったのか?良夫と弟の亨が真相を迫っていく。やばい奴として翠の夫、謎の男トガリが怪しい。この話しでナイス・アシストとするのがクルマ達。彼らを通して犯人も分かるし、人間を客観的に観察できました。⑤

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2024/02/02

めちゃめちゃ長かった〜! 最初3つの短編集かと思ったら全部1つのストーリーだった。 魔王みたいな読みにくさは全く無かったけど、ここまで話を長くするほどの感動もなかったなぁ汗 でも最後のエピローグはすごく良かった。 車も家族だね。!! てか車が喋ってるとカーズのキャラクターや声が...

めちゃめちゃ長かった〜! 最初3つの短編集かと思ったら全部1つのストーリーだった。 魔王みたいな読みにくさは全く無かったけど、ここまで話を長くするほどの感動もなかったなぁ汗 でも最後のエピローグはすごく良かった。 車も家族だね。!! てか車が喋ってるとカーズのキャラクターや声が思い浮かんでしまう笑

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