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台所から北京が見える の商品レビュー

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2017/08/21

黒田龍之助さんが著作で触れていたので、気になって読んでみました。 子どもたちが家を巣立ち、母親業がおわったときに、自分には何が残るか、生きがいはあるのか、ということに早い時期に思い当たった著者が、生きがいを探し求めていく物語。 中国語をその中心に据えつつ、看護の仕事や、大学入学な...

黒田龍之助さんが著作で触れていたので、気になって読んでみました。 子どもたちが家を巣立ち、母親業がおわったときに、自分には何が残るか、生きがいはあるのか、ということに早い時期に思い当たった著者が、生きがいを探し求めていく物語。 中国語をその中心に据えつつ、看護の仕事や、大学入学などさまざまなところに体当たりで挑んでいく。40~50年も前の話だけれど、現代でもちっとも色あせない。「生きがい」というのを探さざるを得ない現代にむしろより通ずるのでは、と思います。 楽しく、そして、コンスタントに語学を学んでいくためのヒントもふんだんに盛り込まれています。

Posted byブクログ