子どもにえらばれるためのスクールソーシャルワーク の商品レビュー

日本スクールソーシャルワーク協会(編者),山下英三郎

2020/04/15

SSWの勉強のために購入したが、SSWになるにはそれ以前にSWや、今までの国の制度や福祉の歴史や背景の理解が不可欠であることがわかりやすく書かれていて、初めて読む人にもとてもわかりやすい本だった。
権利条約の話題から具体的な事例まで網羅されているので定期的に読み返したい一冊。

2023/03/08

▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/288055

2016/03/28

冒頭の数字、文科省の学校基本調査によると2014年度、約32000の小中学校があるのに対して、SSW数は1186人、学校の数に対するSSW数は約3.7％、最近この存在を知ったけれど、ここまで少ないとは。学校はこどもとの出逢いが一定担保されている拠点であり、またこどもとその家庭を取り巻く課題の噴出先、そう考えるとSSWのスクールという位置付けは大きい。子どもの最善の利益は、地域のこどもと隣保事業にも。

2016/03/28

スクールソーシャルワークとは何か、寄って立つところはどこなのか、関連する法律は何かなどから始まり、生徒指導、特別支援、学校における事故、実践現場からの報告など広く網羅されている印象を持ちました。

スクールソーシャルワークの根っこの部分、大切にしていて譲れないところが繰り返し、いろんな形で表現されているのがいいな、と思いました。
それぞれの立場から、それぞれの言葉で。
そこがまさに「えらばれる」ワーカーたる所以なのだろうなと思いました。

私も自分の実践を自分の言葉で表現できるようにならねばです。