人間椅子・屋根裏の散歩者ほか の商品レビュー
携帯もテレビも出てこない、テレビドラマならスマホか折りたたみか?ダイヤル黒電話がとかで時代背景がわかるところだ。 時代は関係無い、巧みな心理描写と登場人物の所作が目に浮かぶ記述、さすが乱歩先生!
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[墨田区図書館] 図書館入り口の「ミステリー」コーナーで見かけて借りてきた本。何となく題名に聞き覚えがあったのと、既に題名からして椅子の中に人が入るとかの奇妙?気持ち悪い?話なんだろうなと予想か記憶かわからないくらいの感覚で借りてきたけれど、読んでみたらどれも記憶にない話だった。 読み終わっていざ登録しようとしたら、なんとこの本の単行本を1年半ほど前に「読みたい」で登録していたことが判明(https://booklog.jp/users/akiuwa/archives/1/4394301483)。本の内容よりも何よりも、全く忘れていたそのことが面白かった。 本に収録された短編5編は、私が苦手とする古き良き日本の書独特の言い回しや文体。小学生の頃に好きになったジャンルの一作家ではあったけれど、大正期の傑作短編と書かれただけあって、話の内容やしかけは嫌いではないんだけれどもってまわった文章は大人になった今、やはりやや煙たい。 明智小五郎が出てきたのには少し驚いたけれど、こういう短編でたまに使うキャラとして使っていてシリーズを書いたのか、それともシリーズと思っていたあの明智小五郎話自体が実は短編集だったのか?最初この本を手に取ったときには子供の頃好きで知っていたつもりの作家の"本当の本(子供向けでない本)"を読もうとおもっていたけれど、今度逆に子供の頃読んだ種々のシリーズ本(版)、それを今読んでどう思うのかを確かめたくなってきた!何しろ息子は幼児本もどきの本だけで、私が小学生の頃にはまったような本は全く読んでくれなかったので読み返す機会がなく、、、、今読んでも子供向けの方は素直に面白く思えるのかなぁ?それともあっちの本もやっぱり実はややくどい文章で、当時は気にせず読んでいたけれど今は疲れるものなのかなぁ?ただ、この手の古い文章で一つ面白いのは各所で使われる漢字や表現。今回は「了」の字がやけに目をひいた。
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人間椅子怖すぎた笑笑 一種のストーカーみたいに感じてしまった。 これが創作ならばそれもまた恐ろしいです…。 椅子に座るのに抵抗が出来ました。 ありがとうございます?
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こいつぁーとんでもねぇ話だな(;´д`) ちょっと背筋がヒヤッとしたぜ。読み進めてるうちに「え…?えぇ…?」って引き込まれました。屋根裏の散歩者も良かった。作品の締め方がみんな良かったです。
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ものすごく久しぶりに乱歩を読んだ。 古いのに古さを感じさせないトリックやロジックが良い。 古い時代特有の文章の美しさも心地よい。 しかし、人間椅子はやはり気持ち悪い。。。
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