かくれんぼ の商品レビュー
絵も言葉も面白い(興味深い)。布団にくるまって寝る寸前だった小4が起き上がって覗き込んでいました。 同じようなフレーズが2回ずつ現れます。1回目の擬音は朝鮮語、2回目は日本語。どちらもひらがななので、意味はきちんと分からなかったとしても、呪文のように耳にも目にも心地よいです。 絵...
絵も言葉も面白い(興味深い)。布団にくるまって寝る寸前だった小4が起き上がって覗き込んでいました。 同じようなフレーズが2回ずつ現れます。1回目の擬音は朝鮮語、2回目は日本語。どちらもひらがななので、意味はきちんと分からなかったとしても、呪文のように耳にも目にも心地よいです。 絵は水彩風の素朴なものですが、挑戦半島の伝統的風俗がよく分かります。日本ではほとんど見ることのないきれいなお餅や、逆にそっくりな台所道具、庭の様子、着ているもの…文章を一読したら、今度は絵だけをじっくり観察したい本です。
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きれいな絵本。絵がかわいい。 でも元の歌を知らないので、子供に良さを伝えるのはなかなか難しいかなぁという印象。 蒸し餅とか美味しそうだけどねすっごく。
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- ネタバレ
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わらべうたの絵本をみてみたくて、借りた。 朝鮮半島のわらべうた ・かくれんぼ ・おいしそうだな やあむにゃむ ・ゆきの うた わらべうたの絵本は、メロディーがわからないとつらい、と思っている。(赤羽末吉の『わらべうた』がよくわからなかったからなのだけれど。) けれどこの絵本には、そんな先入観をなくしてくれるだけの力があった。 朝鮮半島の民俗的な絵(民画というのか)が、とてもいい感じなのだ。 朝鮮半島のかくれんぼには「とら」のくだりがあったり、ゆきはもちに繋がるイメージだったり、おかしのいえ ならぬ「もちの いえ」だったりすることを知って、おもしろいなぁと思った。 最後の「ゆきの うた」をみていて、食べることの楽しさを感じた。 「まつもち」、どんなかおりだろう。
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