ふるまぷら(1) の商品レビュー
978-4-04-865719-8 142+2p 2016.2.27 初版 ○全2巻 百合度はマイルドかな どちらかと言うと友情と愛情の境目くらいを徐々に愛情に傾きかけてるかなあと言う感じ。
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ホント、最新作を読むたびに、クール教信者先生の引き出しの多さと深さに度肝を抜かされるのは私だけじゃないはずです・・・・・・と、信じたいっ 点数が書かれたプラカードで自分の感情、意見を表現するって意志表示を貫くヒロインって新し好いですよねェ 京ちゃんが最初は、真の特異性に戸惑わされ...
ホント、最新作を読むたびに、クール教信者先生の引き出しの多さと深さに度肝を抜かされるのは私だけじゃないはずです・・・・・・と、信じたいっ 点数が書かれたプラカードで自分の感情、意見を表現するって意志表示を貫くヒロインって新し好いですよねェ 京ちゃんが最初は、真の特異性に戸惑わされつつも、ツッコんでいる内に慣れてきて、普通に親友としてコミュニケーションを取れるようになるって展開が、クール教信者先生の作品らしい 内容は、やや百合寄りの友情コメディでしょうか・・・多分・・・・・・恐らくは。今後、どっちに転ぶか、は正直、読めてないです。まぁ、どっちのジャンルになっても、「アリ」と受け入れる自信っつーか、確信がある訳ですが 案の定と言うか、お約束だが、オッパイがエロい!! おっぱいへの情熱、男がエロいと滾る、でも、女性の読み手に嫌悪感を感じさせない、ギリギリのコーナーラインを攻めに攻めまくる描く技術、それに関しちゃ、クール教信者先生は頭一つ抜け出ている。真は貧乳、京は巨乳、栞は爆乳、と役割分担(?)が決まっているトコもいい。全員、バストサイズが同じだったら面白くもなんともない。皆、違って皆いい。貧富に貴賎なし クール教信者先生は描く技も優れているが、やっぱ、私が先生の作品にハマってしまうのは、人間ドラマの濃密さが大きい、と思う ただ、明るく、ワイワイキャッキャッ騒いでいるだけで、友情などの関係性が深まっていくのでなく、様々な折衝を経て、仲良くなっていく、そのリアリティが作品の基盤を安定させているんじゃないだろうか 『クリミナーレ!』の小森日向子に引けを取らないほど、ストーカーって異常性の持ち主である栞も強烈だが、この『ふるまぷら』で異彩を放っているのは、ある意味、暴君気質な真の姉・澄だろう。ふわふわとした雰囲気でグイグイと距離感を無遠慮に詰めてきて、人の話をてんで聞かず、湧き上がられた怒りも削いでしまい、最終的に自分の通したい我を通してしまう。計算なのか、天然なのか、どちらか分からないけれど、自分はほぼ動かずして、他人をコントロールして最良の結果を出せる。それでいて、本音を曝け出しているようで曝し出さず、腹の内を読ませない。クール教信者先生の作品に欠かせない、掴めないキャラの中でも、一、二を争うウザさと厄介さじゃないだろうか、澄は 今後の展開を勝手に予想させてもらうと、真じゃなく、京の方に異性として惹かれる男子キャラが登場するんじゃないかな。その男の子を、真が京の彼氏として相応しいか、事ある毎に採点していく、そんな感じの展開になったら面白い どの回も、真と京の可愛さが炸裂している訳だが、個人的に一推しなのは、4点目である。学校の七不思議っつーオカルトを織り交ぜ、その恐怖に直面させる事で、二人の絆が強まり、それが5点目に続き、良さを引き立てているトコを私は推薦する理由として挙げたい この台詞を引用に選んだのは、クール教信者先生らしさ、が良く出ているから。私もテクニックを磨いて、女の子にこれくらいの嬌声を上げさせたいもんだ
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