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アインシュタインとヒトラーの科学者 の商品レビュー

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2022/04/04

哀しい男だね。 自分の自尊心のために。 結局ノーベル賞受賞しても、おざなりな扱い。 この本の題名にも、ヒトラーの科学者、と一緒くたにされている。 僻み、妬み、嫉み。 寂しい生き方やね。

Posted byブクログ

2017/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

レーナルトって今の日本人はあまり知らないのではないでしょうか?私もゼンゼン知りませんでした。 こういう、突出した人物があまりにもすごいと影に埋もれてしまう人ってどの世界にもいますね。(音楽界にも文学界にも…) ナチス時代にアインシュタインが命の危機に曝されドイツを出ざるを得なかったというエピソードは他でも読んだことはありますが、これを読むとドイツにいたユダヤの科学者の受難は想像絶します。それにしても「ドイツ科学」って… 今読むと「何を言っているのか?」としらけますが当時は大真面目だったのだと思うと、ゆがんだ選民意識の恐ろしさをつくづく感じました。 興味深い一冊です。科学の世界をよく知らなくても興味を持って読める一冊だと思います。

Posted byブクログ