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モダンガールのスヽメ の商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

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2021/07/23
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衣食住、モガの生活を実践されている著者の「モダンガール」ともいえる本。 大正時代や昭和時代のレトロ感が好きなので興味を持ち、読みたい!と思ったのですが・・・まさかの・・・ かなづかいまでモガ化されているとは思いませんでした。 それだけ著者が徹底したモガ生活をされているということですが、すみません、さすがに読みにくくて文字を追うのはあきらめました。 その分、写真を楽しみました。これだけでも充分堪能できます。 図や写真は当時の広告やポスター、当時のモガたちのファッションを撮影した写真のほか、著者が実際に使っている調度品やファッション、部屋の写真などがありました。著者は実際に火鉢やアイロン、冷蔵庫などは当時に使われていたものと同じものを使われていると知り、驚き。冷蔵庫って・・・氷を入れて冷やすという、昭和30年代まで一般的に使用されていたアレです。電気式ではないんです。著者の自宅、博物館みたいで楽しいかも。 私が眺めて嬉しかったのは昭和レトロな旅館の写真たち。生活を昭和にするのは私にとってはしんどいですが旅を大正~昭和にするならいいかも、と思ってしまいました。

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2020/02/01
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ただただモダンガールを追求するだけではなく、その当時の人々(モダンガールじゃない人たち含む)の生活をしてみる、そして生活の中で使っていたものを実際に使用してみる、といった経験することに重きを置いている、というのが良い。美しいです。

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2018/03/22
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大正時代、昭和初期のモダンガールたちの生活をこよなく愛する著者のモダンガール論。当時の資料や生活道具を収集し、使えるものは積極的に生活の中に取り入れるという実践的活動も行っているらしい。 久し振りに旧字体の文章を読んだが、難しい感じにはルビが振ってあり、読むのに難儀はしない。それよりも、かつてのモダンガールに対する著者の憧憬が印象深い。 穂村弘の「きっとあの人は眠っているんだよ」で取り上げられている。

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2018/02/21

モダンガールに憧れ、当時のライフスタイルを追い求める淺井カヨさんの御著書。 モダンガールと言われた女性たち、当時の住宅、生活用具、ファッション&コスメ、映画、レコード等に関心のある方におススメです。 また、驚かされるのはカヨさんご本人の実践ぶり。エアコンを使わず火鉢で暖を取る、...

モダンガールに憧れ、当時のライフスタイルを追い求める淺井カヨさんの御著書。 モダンガールと言われた女性たち、当時の住宅、生活用具、ファッション&コスメ、映画、レコード等に関心のある方におススメです。 また、驚かされるのはカヨさんご本人の実践ぶり。エアコンを使わず火鉢で暖を取る、携帯を持たず黒電話を使用するetc。でもそれがご本人の体に合っているとのこと。過剰な便利さを息苦しいと感じることはわたくし自身もあり、大いに参考にしたいと思います。 以下余談ですが、わたくしの母は若い時分にはワンピースを型紙から作り、帽子や手袋を身につけるおしゃれな人でした。また昭和40年代に建てられたわたくしの実家にはピアノ、マントルピース等が備え付けられた「應接間」がありました。おそらく「モガ」およびその時代のライフスタイルのいくばくかは戦争によるインターバルを経て昭和半ばまで生き残っていたのではないかと思います。割と「身近な過去」なのではないでしょうか。だからこそ、それが急速に失われている今、懐古的な魅力を発しわたくしたちに語りかけてくるのだと思います。

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2021/05/05
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モダンガールとして生きてみる。 大正時代を象徴することば、モダンガール。その実態はあまり知らず。そのモダンガールを、現代で実践している人の話。なかなか面白かった。豆腐の美容法とか。

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2016/08/04

大正期のモダンガールの装いと暮らしに憧れ、モガ洋装と大正昭和の暮らしで(製氷機でアイスクリンまで拵えてしまひます)過ごしているという著者。今まで大正着物の本は読んできましたがモガの洋装という本はめずらしいです。著者自らのモダンな洋装写真や大正期の素敵な記事、カラーページやエッセイ...

大正期のモダンガールの装いと暮らしに憧れ、モガ洋装と大正昭和の暮らしで(製氷機でアイスクリンまで拵えてしまひます)過ごしているという著者。今まで大正着物の本は読んできましたがモガの洋装という本はめずらしいです。著者自らのモダンな洋装写真や大正期の素敵な記事、カラーページやエッセイも満載です。びっくりしたのは著者がモダンボーイの旦那様とご結婚されたいきさつが書かれていたこと。旦那様、素敵です。「本当に好きなことを追求していると、いつか大きな出会いが待っていると実感します。」まさかの感動展開。末永くお幸せに!

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2016/05/14

以前、雑誌の部屋特集でみかけ、なんじゃこりゃあ!と思ったのでした。 でも部屋は参考にしてます。 ポーズと表情が決まっていて素敵、その心意気に脱帽です。 房總(笑)にも来られたのですね、と。鴨川のあの旅館、まだやっていたとは…。

Posted byブクログ