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知的生活の準備 の商品レビュー

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2017/07/15

戦後の日本は世界が憐れむほど爆撃をうけ、貧しかった。日本中が廃墟だった。しかしたちまち復興した。復興すると、結局、正義の名前、理屈はいろいろあるけど、日本が悪口を言われる。結局、日本の富に嫉妬していた。 シュペングラーを読むと、本当にいろんなアイディアが沸く。そして現在の歴史家た...

戦後の日本は世界が憐れむほど爆撃をうけ、貧しかった。日本中が廃墟だった。しかしたちまち復興した。復興すると、結局、正義の名前、理屈はいろいろあるけど、日本が悪口を言われる。結局、日本の富に嫉妬していた。 シュペングラーを読むと、本当にいろんなアイディアが沸く。そして現在の歴史家たちは、全てポスト・シュペングラー。だんだん世界の歴史が発達して、白人の歴史だとかそいんなことを言う人は一人もいない。それぞれの民族が独特の種を持って、伸ばしていく手うろいう考え方になっている。

Posted byブクログ

2016/07/25

知的生活に入る前の準備に、何が必要か、著者の経験から説き起こします。 著者の子どもの頃からの読書体験、青年時の読書体験などから、歴史や文化、社会について考えていきます。 著者の歴史認識は、幅広く、深い読書認識から来ているのだなと改めて思いました。 子どもを持つ親には、ぜひ読んでも...

知的生活に入る前の準備に、何が必要か、著者の経験から説き起こします。 著者の子どもの頃からの読書体験、青年時の読書体験などから、歴史や文化、社会について考えていきます。 著者の歴史認識は、幅広く、深い読書認識から来ているのだなと改めて思いました。 子どもを持つ親には、ぜひ読んでもらいたい本です。

Posted byブクログ

2016/05/28

「知的生活の方法」(1976年)の渡部昇一さん、今回は「知的生活の準備」(2016.2)を刊行されました。40年を経て、知的生活を送るための環境も変化し、現代社会では方法だけでなく、その準備も必要になったとの言葉です。IT社会のことかなと思いましたが、その準備とは、教養を身につけ...

「知的生活の方法」(1976年)の渡部昇一さん、今回は「知的生活の準備」(2016.2)を刊行されました。40年を経て、知的生活を送るための環境も変化し、現代社会では方法だけでなく、その準備も必要になったとの言葉です。IT社会のことかなと思いましたが、その準備とは、教養を身につけることと教養を深めることの2点で綴られてます。全体的に眺めると、幼年期から現在に至る著者の読書を中心とした自伝記ともいえそうです。

Posted byブクログ