辺境で 伊図透作品集 の商品レビュー
伊図透氏の作品を初めて読みました。 「夢」があるし、「人生模様」を感じる。 好きな物語は・・・ラストの”NO TITLE”です。
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なんともいえない余韻の残るマンガ。文学的、芸術的だけど奇をてらった印象はない。雰囲気マンガと紙一重なところもあるけど、他の作品も読んでみたい。銃座のウルナ気になる。
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地に足ついた実感を捉えようとする創作の姿勢が随所にみられるため、この作者が靴にフェティシズムを抱くのは納得感しかない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
説明を省略しても伝わる技術と、それゆえのシャープでスマートな話の印象、絵柄はやわらか、に多少の奇想をまぶして、この作者は出来上がっている。 「ミツバチのキス」や「銃座のウルナ」では奇想の成分が濃く。 この短編集は良質な映画のようだ。 STEEL BLUE 芸術家が鉄を扱ったら。 靴ひもを結べ! 男の子が馬鹿に見える女の子と、男の子ふたり。 靴ひもを結べ!・冬 靴マニア。 辺境で 劣悪な労働環境。 あふれてしずんだお話たち(ほっとけ。さくら。ソ連の石) 少年少女のほのぼのものかと思いきや、沙村広明を連想させられる陰惨さに。 「世界のいろんなところに行くんだ、タダ乗りで」という少年は、「靴ひもを結べ!」にも、「NO TITLE」にも。 NO TITLE 鉄道員と、キセル少年と。
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