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数学する人生 の商品レビュー

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2020/05/15

【工学部図書館リクエスト購入図書】 ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB20762998 本書で紹介されている数学者、岡潔の随想を集めた『岡潔:数学を志...

【工学部図書館リクエスト購入図書】 ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB20762998 本書で紹介されている数学者、岡潔の随想を集めた『岡潔:数学を志す人に』は、2020年6月12日(金)まで、「Maruzen eBook Library」にて電子ブックの試読が可能です! https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000048588 (※ACSUにログインすることで、学外からも利用できます)

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2020/04/22

森田真生氏編による岡潔氏の随筆選集。多変数複素関数論で偉大な業績を残した数学者であるが、本書を読むと思想家や哲学者の趣を感じる。文学や芸術に深い造詣はもとよりそれらから得たインスピレーションを基にした自論展開は難解ながら鋭く深淵だ。『春宵十話』と比べて柔らかみがあり、個人的にはこ...

森田真生氏編による岡潔氏の随筆選集。多変数複素関数論で偉大な業績を残した数学者であるが、本書を読むと思想家や哲学者の趣を感じる。文学や芸術に深い造詣はもとよりそれらから得たインスピレーションを基にした自論展開は難解ながら鋭く深淵だ。『春宵十話』と比べて柔らかみがあり、個人的にはこちらのほうが好み。本書に収録されている岡潔夫人の著が特に面白い。岡潔の率直な人物像が窺える。

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2018/10/18

内容が難しすぎて飛ばし読み。哲学的な話。 理数系も文系も、実は繋がってるんやなぁと思った。 難しすぎてよくわからんかったけど、印象に残った所は ・生きるということは主宰者がいる ・こころは自然の中にあるのではなく、こころの中に自然があるのではないか という話。

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2017/01/03

多変数関数論で日本が世界に誇る数学者、岡潔さんの随筆に、独立研究者(?)森田真生さんが編集と解説を加えた本。数学に仏教(釈迦、道元)や芭蕉と絡めて数学や人生、芸術等について語っています。 仏教について語っているところはピンと来なかったが、数学を禅と絡めて語っているところが良かっ...

多変数関数論で日本が世界に誇る数学者、岡潔さんの随筆に、独立研究者(?)森田真生さんが編集と解説を加えた本。数学に仏教(釈迦、道元)や芭蕉と絡めて数学や人生、芸術等について語っています。 仏教について語っているところはピンと来なかったが、数学を禅と絡めて語っているところが良かった。岡さんにとっては数学と禅は本質は一つとのこと。自分を捨てて数学と一つになる境地が禅と同じだ、ということでしょう。そしてこれが子供が算数、数学を学ぶ第一の意義だ、と語っている。数学を学ぶことの意義に対する独創的な意見だと思います。これを普通の人が言っていたら説得力がないが、世界的な業績を誇る岡さんが語っていると説得力がある。

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2016/09/06

う~ん、編者の思いが空回りした感があります。 岡潔の思想のエッセンスを理解するには、その準備が必要な気がするのですが、いきなり本論から入っている印象を受けます。 結果、ついていけない…。 あとがきのような位置づけで、編者の文章がありますが、これだけ読めば、この本は十分な気...

う~ん、編者の思いが空回りした感があります。 岡潔の思想のエッセンスを理解するには、その準備が必要な気がするのですが、いきなり本論から入っている印象を受けます。 結果、ついていけない…。 あとがきのような位置づけで、編者の文章がありますが、これだけ読めば、この本は十分な気がします。 ちょっと残念。

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2016/08/18

人は肉体を持っている。その肉体は、大宇宙の主宰性あるがゆえ存在する。そういう本当の自分を仏教では「真我」あるいは「大我」といっていますが、真我、あるいは大我は死にません。その「死なない」ということを仏教では「不生不滅」という。不生とは、ある時点で生まれたものではなく、一番はじめか...

人は肉体を持っている。その肉体は、大宇宙の主宰性あるがゆえ存在する。そういう本当の自分を仏教では「真我」あるいは「大我」といっていますが、真我、あるいは大我は死にません。その「死なない」ということを仏教では「不生不滅」という。不生とは、ある時点で生まれたものではなく、一番はじめからあるということ。どれだけ昔まで遡ってもあるということです。生まれたものではないとしたら、滅することもないに違いない。それで、不生不滅といっているのです。 無明とは、生きようとする盲目的意思…普通われわれが自我と思っているものの本質が無明である。

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2016/05/17

懐かしくて喜びに満ちた美しい文章。 偉大な数学者である岡潔(1901-1978)を、いま、読んで良かった。 人としていかに生きるか。大切なことは何か。心の色どりがわかるようになれるだろうか。感動の読書体験だった。

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2016/03/12

再編集の本についての評価を語ることは非常に難しいと思うが、編者の岡潔に対する尊敬の念がよく伝わってきて、前作に続けての良書だと感じた。

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