カイジから経済を学べ の商品レビュー

丹羽由一(著者)

2023/12/24

人は損を回避したい。
あぶく銭と働いた金では働いた金を失う方が怖い。

行動経済学を一例としてカイジを元に解説しており非常にわかりやすかった

2021/06/06

人の個性がすごく強く現れるお話だと思った（カイジは）章ごとの例題なども共感できるものが多かった。これにはコナンくんもびっくり。

2020/08/31

読み物として面白かった。何気なく読んでいた漫画に学問的な裏付けを与えることで好奇心が満たされる。
今のところ自分の中で雑学の域を出ないけど、いつか腹落ちして自分の生活に役立てられるのか、やはり不合理な行動をとってしまうのか。

2016/08/09

大人気コミック”カイジ”から経済を学ぶってどんな事かと興味が沸いたので読んでみました。ナッシュ均衡や囚人のジレンマ等のゲーム理論やデフォルトバイアス、プロスペクト理論他、後悔回避や代表性ヒューリスティック等の心理学についても学べる本です。手軽に読める本ですよ♪

2016/08/03

ほとんどの経済予測が当たらないのは、正しい理論に導かれてこそ予測やその先に正解があると信じるから…ということですね。ファンダメンタリストもテクニカルアナリストも正解を引出せないどころか、おしなべて1/2の確率以下の的中率ですもんね。日頃の消費活動から保険や投資まで、そして宝くじや投機と幅広く使える良書でした。わかりやすい文章で綴られていてすぐに読みきれるのですが、身につけたいなら座右において覚えないとなぁ。

2016/06/11

漫画もすべて読破済
漫画の要点だけを掻い摘まみ、○○効果や○○行動と解説。
すごく説得力があるし理解が進む。

文中によく究極の二択が出てくる。
(カレー味のうん○か、うん○味のカレーみたいな)
よくぞここまで悩ませる二択にも注目したい

2016/04/14

大人気漫画『カイジ』のストーリーを追っていきながら行動経済学の観点からその時の登場人物の心理や現実の経済で起きた事象や教訓などを解説した一冊。

フレーミングによるおとりやプロスペクト理論に基づく心理状態やヒューリスティックによる誤解などカイジのストーリーと経済学が上手くリンクしていて、またQ&Aも多くあって、ストーリーの理論により実感が沸くかたちで書かれていることも好感が持てました。

ストーリーと行動経済学と実際の事象を通じて、人は完全な選択をするという経済学の基礎的な考え方の相違について深く理解することができ、自分がいきていくうえで経済学のワナを回避できる一冊だと感じました。