年報知的財産法(2014) の商品レビュー
シンポジウム・レポートの「標準必須特許の権利行使をめぐる国際的な状況」がとても興味深く、一気に読了。ロバート判事自身の判決に対するコメントは初めて見たし、判決前の段階での飯村さんのコメントも、判決が出た今だから読むとより味わい深い。クアルコムだからこそのコメントとか、それに対する...
シンポジウム・レポートの「標準必須特許の権利行使をめぐる国際的な状況」がとても興味深く、一気に読了。ロバート判事自身の判決に対するコメントは初めて見たし、判決前の段階での飯村さんのコメントも、判決が出た今だから読むとより味わい深い。クアルコムだからこそのコメントとか、それに対するロバート判事の応酬とか。ホールドアップがないじゃんってオイオイって感じだけど、確かに、エリクソン訴訟ではデイビスはそう判示したんだよね。証拠がないって。ホールドアップは高額にすぎるロイヤリティと同義なのかどうかというのはもう少し考えておく必要があるけど。 その他の部分についても、年報という価値があるという藤野さんのコメントに深く同意。ちゃんと毎年忘れずに買わなくては。
Posted by
- 1