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戦国ファッション図鑑 の商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2019/07/23

基本図版なんですが、時代考証家である山田順子さんが監修に入って文章も山田さんが書いてるのでプチ情報が最後に付け加えてあったりで普通に読んでても楽しい一冊。 383.1

Posted byブクログ

2019/02/06

表紙に見られるように、スタイリッシュなイラストで戦国時代のファッションが紹介されています。 本は縦25.4cmの大判サイズのため、衣装の細かな細工まで描かれています。 有名な戦国武将たちの甲冑デザインのバリエーションの豊かさを見るにつけ、戦の世でありながら文化も発展した、それな...

表紙に見られるように、スタイリッシュなイラストで戦国時代のファッションが紹介されています。 本は縦25.4cmの大判サイズのため、衣装の細かな細工まで描かれています。 有名な戦国武将たちの甲冑デザインのバリエーションの豊かさを見るにつけ、戦の世でありながら文化も発展した、それなりによい時代だったのではないかと思います。 事実、中央政権(室町幕府)が崩壊寸前だったために、戦国時代には自由な流行が起こっていたのだそう。 戦場を離れた武将の衣装だけでなく、庶民の普段着なども描かれ、フォーマルからカジュアルまで幅広く当時のファッションを網羅しています。 南蛮絵やカステラの包装紙で見るくらいしか知らなかった南蛮風俗も興味深いもの。 現代とは全く違う格好ながら、「きちんとした格好をしなければいけないのは身分が下の人で、身分の高い人ならどんな格好をしても怒られないのは今と一緒」という記述に納得。それで当時は傾奇者やうつけ者という言葉もあったのでしょう。 とはいえ、当時の戦乱で多くの絵画的資料が失われ、わからないことが多い時代なのだとか。時代劇では戦国時代が一番人気ながら、時代考証が大変なのだそう。 江戸時代には肉食が制限されましたが、戦国時代には割と自由に食べていたため、平均身長は江戸時代よりも2cmほど大きかったというのは意外。 今後さらなる歴史的な発見があるかもしれませんが、まずはこの本が当時の人々の風俗をビジュアル的に理解しやすいものになっています。

Posted byブクログ

2016/06/05
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やっぱり伊達政宗の兜がいいなあ。 あの突き刺さりそうな三日月。 昔の人って、服を着るにどれくらい時間がかかったのだろう。まあ複雑な服着るくらい高貴な人は、自分で脱ぎ着しないのだろうけれど。 特に体の正面についた刀傷は男の勲章か… 確かにかっこいい。

Posted byブクログ

2016/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

戦国時代の服装をアニメ絵のようなイラストを用いて解説。知らないことも多く勉強になった。「褌(ふんどし)の歴史は古く、『日本書紀』に初めてその名が登場しているほか、褌を締めた埴輪も残されています」「刀傷も男の勲章です。顔や体の正面についた『向こう傷』は武勇の証しとして、とても尊敬されました」。

Posted byブクログ