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ニギハヤヒ 増補新版 の商品レビュー

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2020/04/28

長谷寺へ再訪し、東大寺のお水取り参加により気がついた天武の偉業への傾倒と伴に興味関心を持ち始めた十一面観音への習合神の存在。これについて書き連ねている小椋一葉氏の十一面観世音はニギハヤヒである。と言う説にどっぷりと浸かりながら熊野詣をし、その流れで読書した書籍がこちらだった。のは...

長谷寺へ再訪し、東大寺のお水取り参加により気がついた天武の偉業への傾倒と伴に興味関心を持ち始めた十一面観音への習合神の存在。これについて書き連ねている小椋一葉氏の十一面観世音はニギハヤヒである。と言う説にどっぷりと浸かりながら熊野詣をし、その流れで読書した書籍がこちらだった。のは、自身の出自と我が国の成り立ち始めを見つめる上で非常に重要な経過だと感じた。饒速日は長髄彦だと言う著者の説は正直納得いたしかねるが、この国にどの様な経緯と変容の機会があったのかを伺い知る。と言う点では非常に貴重な内容であろう。 なお我が地元はモノノフの物部が住もうた地にあり、かの神功皇后の足跡が残る地でもある。日々暮らす中でどのぐらい太陽がこの地で照りつけるかを是非この著者にはこの地で味わっていただきたいモノだ(^^)

Posted byブクログ

2018/08/18

大神神社の大物主大神とはニギハヤヒの事というのは、その筋では有名な説だと思っていたが、この著者はナガスネヒコという別の人物こそ大物主大神と断言しており、唖然としました。 ただ自分には真偽を確かめるだけの知識や材料がないので、この著者の説が誤りだと断定できないのです。 しかしながら...

大神神社の大物主大神とはニギハヤヒの事というのは、その筋では有名な説だと思っていたが、この著者はナガスネヒコという別の人物こそ大物主大神と断言しており、唖然としました。 ただ自分には真偽を確かめるだけの知識や材料がないので、この著者の説が誤りだと断定できないのです。 しかしながら、この著者の別の書籍で、スナノオは秦始皇帝時代にどこかに旅に出た徐福という人の子孫だとトンデモ説を書いておられるようなので、せっかく良いことがたくさん書いてある書籍なのに、そこは残念な人だなと思いました。

Posted byブクログ