しあわせになろうよ、3人で。 の商品レビュー

松幸かほ(著者),北沢きょう

2022/04/06

姉たちに囲まれて育ち親友の夏樹がかいがいしくお世話をするのも慣れっこなくらい日々甘やかされている俊。
職場で再会した元同級生の幸成にほのかな憧れを持ちつつ夏樹とも離れたくないと、自分の気持ちもよくわからない中で二人共と関係をもってしまいます。
どっちが好きなのか聞いても、優柔不断な俊のことを根っから理解している夏樹に先の先まで行動パターンがよまれていて、幸成の強引さもあって俊はまるで激流に飲まれるように流されます。それを二人も狙ってるんですけど。
とにかく俊は考えることを放棄したり逃避したり忘れたりするので主人公に対する好みはハッキリわかれるかも。
個人的には二人から愛されるときに｢可愛い可愛い｣って言われまくるところが好きでした。っていうか、夏樹のかまい方はまるで保育士レベルで激甘。そしてそれが無自覚で牽制でもないのがすごい（溺愛大好物なので美味しかったです）

2021/04/04

こんなに受け入れられない受キャラは久々だなぁ。
一穴一棒至上主義者としては先ずもってダメだし、最後の最後、攻に押しきられるまで自分で決めることもないし、結局好き好き！ってほどでもないまま二人と致すし、シーン的にもひたすらダラダラしてたというかエロいことしてるだけで、愛が感じられないというか、、、松幸先生の「子キャラがわちゃわちゃ」なとこに「子キャラに手出してしまった気まずさ」みたいな、、、

2016/03/26

やっぱり複数は苦手。
好みじゃないです。

ロマンチストという訳でもないけど、夢が見れない感じ？
どこのお嬢さんだよ　→　自分でつっこむ！？

2016/02/22

初恋の人と、ずっと一緒にいた親友の間で揺れる3Pリーマンもの。3Pの仲良しエンドは好きだけど、3人であることを納得出来ることが大前提なわけで…考えないで逃げるばっかりの流されまくりな俊には読んでてイライラしたし、幸成と夏樹が俊をシェアしようという流れも理解できなかった。正直、本当にお互い好きなのか疑問…。俊は拒んだらもう話せないとか、今までみたいにはいられないとか、自己保身で身体許すビッチにしか思えないし、幸成と夏樹も俊の気持ちは二の次で、身体だけ手に入ればいいみたいに思えて、見せ場のはずの3Pがレイプにしか見えなかった。この結末がしあわせ？と首を傾げたくなる読後感。