もしかして彼女はレベル97 の商品レビュー
市子が術合戦で一本取られる展開にレベルダウンの影響が出てきているな、これは新展開で現世も幽世も此岸も彼岸も巻き込んでの大騒動がおっ始まるのか、と思っていたら、家の因縁と初恋の拗らせが露わになってしまいました。「大人気ない大人には敵わない」 淡々としているけど、積もり積もった恨みつ...
市子が術合戦で一本取られる展開にレベルダウンの影響が出てきているな、これは新展開で現世も幽世も此岸も彼岸も巻き込んでの大騒動がおっ始まるのか、と思っていたら、家の因縁と初恋の拗らせが露わになってしまいました。「大人気ない大人には敵わない」 淡々としているけど、積もり積もった恨みつらみはなかなか消化できないよね大雅さん。触らぬ神には祟りなし、というけども人間関係でも同じことなんだとは思います。地雷、という便利な言葉でそれを表現できるようになったのがありがたいけど、こおt馬が一般化されてしまって、ことの深刻さを多い隠しているような気がしないでもない。地雷、という兵器の残酷さも。 メガテンダンジョンが連呼されている「死なないのと生きているのとは違う」。想定されちるのは、きっとアバドンの体内ダンジョンだと思います。真ⅡだったりNINEだったり、都心のビルを飲み込んで異界化ダンジョン化というのは、やはりアバドン体内と想像してしまいますね。 冒頭の市子の躊躇のなさが心地良い。友人を馬鹿にされてブチギレから始まるわけですが、中学生男子の自認なんてあんなものだったりするので、痛い目見せてやればよろしいと思います。そうやって自身と他者の認知の差を埋めていくことになるので。違う方に埋められてしまいましたが。 市子のトリまいい神使の一人?である雀の新人お披露目回の「歴史はいつも教わったのと少し違う」。新技術に興味津々な義経が可愛らしい。いろんな媒体で登場する死後の源義経ですが、武士というか戦士として振り切れていて好きです。匹夫の勇の戦闘狂でなく、効率よく敵の兵士を撃破するにはどうするのか、に興味がありすぎるのがいい。 お話としては、生前も死後も社会の仕組みは年功序列だったり、役職だったりのピラミッド階級社会になっていて、新人さんは何かと大変なんぢゃ、という社会人の悲哀が垣間見えるものだと思います。 それをぶち壊すオチが爽快ですが、まあ解放感あるよね。 閉鎖環境に逃げ込んでしまって抜け出せなくなってしまった少女たちを、解放?救済?する「貴方の人生は貴方のものではない」。 そこだけ抜き取ると慈愛に溢れているかのような気がしますが、市子からするとどちらかというとトラブル起こさないための予防保全に近い気持ちだったのだろうなぁ、と思います。 『全く、手間を取らせたな。どうせこれがなくなっても他にも星も数ほどネットサービスとやらはあるのだろう。LINEでいいだろうが、LINEで』 ことが一件落着しそうな時の市子の言葉ですが、そういうことじゃあないんだよ。何か代替品があれば、そちらにホイホイと乗り換えられるようなメンタルがあれば、一つのことに依存も執着もしないのよ。その視点を持てていないというか、それよりも大局を先に見てしまって、優先順位はミクロではなくマクロな人なので、周囲との意識・感覚・感情のズレが生じているのですよ。そのせいで、芹香と険悪っぽくなっているし。 ネットワークサービス上の怪異のお話でしたが、はてさてリアル世界のネット怪異はこれからどうなってゆくのかしら。「出禁のモグラ」の毒繭アケロンティアとか、SH2のリンゴたちAionみたいなになってゆくと楽しかったりする。リンゴたちは攻殻機動隊のネット内のゴーストに近いような気もするけども。 なんにせよ、自己進化するようなものが生まれてくるのかな?DG細胞?
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出屋敷市子シリーズ第3弾で4編収録。 女子大生陰陽師・禁野いかがとの対決、閉鎖寸前のSNSのサイバー妖怪の話など。 雀がなぜ天狗になったのかの過去がわかって面白かった。やはり狐は腹黒いし、大雅はこじれている。
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レベル97になった少女の妖怪奇譚。 市子はまだまだチートだけれども、最初に比べれば確かにレベルダウンしてきていて、普通の少女のように笑うようになってきた。 今回もどの話も面白かった。大雅のめちゃくちゃ根深そうな闇がかいまみえる。あの人前回でわかりきっていたけれどめちゃくちゃ地雷持...
レベル97になった少女の妖怪奇譚。 市子はまだまだチートだけれども、最初に比べれば確かにレベルダウンしてきていて、普通の少女のように笑うようになってきた。 今回もどの話も面白かった。大雅のめちゃくちゃ根深そうな闇がかいまみえる。あの人前回でわかりきっていたけれどめちゃくちゃ地雷持ちであった。 雀の話が一番好き。テンポが良いコントのようで愉快だった。っょぃ。 テルミィの話も好き。昔なつかしわたしたちの世界で言うミクシィみたいなSNSの話。切ない余韻を残しつつ謎の大事ハッピーエンド(???)になってくれるの珍しい。
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ついに陰陽アイドルとご対面の上、驚きの現実。 神経逆撫でにしてタコにされた男幽霊その後? 何故『彼』は天狗になってしまったのか。 死んだ友人からメールが届いた、という友人の話。 またどこへ走っていくんだこの話、のオンパレード。 陰陽アイドルとの繋がりにびっくりですが 子供とはい...
ついに陰陽アイドルとご対面の上、驚きの現実。 神経逆撫でにしてタコにされた男幽霊その後? 何故『彼』は天狗になってしまったのか。 死んだ友人からメールが届いた、という友人の話。 またどこへ走っていくんだこの話、のオンパレード。 陰陽アイドルとの繋がりにびっくりですが 子供とはいえ、大好きなお兄さんの言動に 何かおかしい、と思わなかったのか。 タコにされた幽霊に関しては…うんまぁ仕方ないかと。 顔がよかろうが悪かろうが、生者だろうが死者だろうが この上から目線の言い草に引っかかるのはいないかと。 ドMなら…いける?? いやでもプライド高そうですし、お断りしたい。 常識人の枠組みに入れたい、と思ってしまった話。 再び自分として生きていけるならいいのかも、ですが ここまで頑張らねばならんのなら、考えもの。 ブラックですから、仕事内容が。 この流れでいくと、案外普通の話だった最後。 今度はそっちに行くか! でしたし、めくってすぐの 作者の言葉の意味も分かりました。 いやでもあれをするには…色々キャラ作らないと?w ネットの中で楽しく、幸せに、変わらない生活を。 魔法少女の友人の叫びと葛藤はよく分かります。 分かっているのに、何も打つ手がない。 自分がものすごく無駄なものに思える。 ただ焦るだけの自分が、どうしようもないという現実。 うっかりそれを人様にあたってしまうのも 青春ではありますが。 相手がきちんとその辺りを考えてくれなければ 自分だけが気まずい、という…。
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08/26/2016 読了。 図書館から。 雀の話が多いよな…。 雀は元人間だからかな、芹香に近い気がする。
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少女向けSNS「テルミィ」閉鎖。さびれた電脳空間に集う少女たちは……。和風魔法少女・出屋敷市子と妖怪たちの大人気シリーズ!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
88の妖怪を使役する黒縁眼鏡の中学生・出屋敷市子の物語第3弾。短編3つと中編1つ(66p,52p,28p,107p)。 「大人気ない大人には敵わない」 市子の親戚で前作の甲斐田尚暉の師匠にあたる女性・禁野いかが、が、市子にケンカをふっかけ霊能バトルして史郎坊を人質にとる。 その目的は10年以上疎遠になっていた市子の父・大雅のことが好きで会いたかったからだった。 史郎坊を返してもらうため大雅はいかがと対面。 喜ぶいかがだったが、大雅はいかがをあっさりフる。 市子も本領発揮していかがを圧倒。 最終的に親戚付き合いのため市子はいかがとLINE交換した。 「死なないのと生きているのとは違う」 幽霊の少年が市子に告白するがあっさりフられ、更に市子によってタコにされてしまう。 「歴史はいつも教わったのと少し違う」 雀が死んだ人間から鞍馬の天狗になった経緯云々の話。 「貴方の人生は貴方のものではない」 閉鎖間近のSNSサイト『テルミィ』。 『テルミィ』内には言霊の渦で自我を形成した妖怪が住み、いじめられてた子や地震で頭を強く打った子の魂がいた。 ネット内の交流だけで彼女たちは満足してしまっていて、サイト閉鎖により魂まで消滅してしまうことにも鈍感になっている中、 市子の友人・芹香もその中に入ってしまう。 市子は『テルミィ』内に侵入。 サーバー閉鎖によって消滅してしまう寂しさから少女たちの魂を捕らえていたという今回の騒動に対し、 市子はサイバー妖怪を神に昇格することを条件に、囚われた人々を解放することに成功する。
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作者の前書きに噴いた。 相変わらずの話芸だよなぁ。そしてこれ読むと八百万の神様怖い。 この巻の最終話にどきりとする。 ありえそうな展開。ありえそうな人、仮想現実。 この作家さんのすごいところは1話1話の密度が濃いこと。普通に長編書けるネタなんじゃないのって言う……。 ...
作者の前書きに噴いた。 相変わらずの話芸だよなぁ。そしてこれ読むと八百万の神様怖い。 この巻の最終話にどきりとする。 ありえそうな展開。ありえそうな人、仮想現実。 この作家さんのすごいところは1話1話の密度が濃いこと。普通に長編書けるネタなんじゃないのって言う……。 1巻から読み返したくなる。 萌えに関してすごくあざとい。自覚的過ぎて逆に萌えないレベルであざとい。 すっごいかわいい子が合コンとかで「私可愛くないんだけどさー」って絡み始めるのに似てる。ちょっと離れてみてると面白い。
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シリーズ最新作。 このシリーズは割とはっちゃけているというか、サブカル的ノリが激しいが、本作はそれが顕著に出ていた。流石にこの歳になると付いていくのが大変だw しかし、このはっちゃけ具合は好きでもある。
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