昭和元禄落語心中(9) の商品レビュー
ブックオフで9巻だけ無くて、やっと手に入れた! 最後に八雲が「死にたくない」と言ったのがジーンときた。あれだけ死にたい、殺してくれと言ってたのに。
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. 『昭和元禄落語心中』9巻 著 : 雲田はるこ ◇ この作品の主役は与太郎ではなく八雲であろう。 それはもう、大変素晴らしく、 他作品と並べても群を抜いて魅力的だと私は感じる主役”八代目有楽亭八雲”。 この物語は漫画よりも先に アニメーションで観ましたが、 アニメでは...
. 『昭和元禄落語心中』9巻 著 : 雲田はるこ ◇ この作品の主役は与太郎ではなく八雲であろう。 それはもう、大変素晴らしく、 他作品と並べても群を抜いて魅力的だと私は感じる主役”八代目有楽亭八雲”。 この物語は漫画よりも先に アニメーションで観ましたが、 アニメでは”八雲と助六篇”が 所謂”華”に思いましたが、 原作である漫画のそれは 間違いなく”助六再び篇”ですね。 この巻の最後に出てくるある役が、 胸に巣食うから私は私を信じられます。 八雲にとっての与太郎と小太郎の意義が 印象的な一冊でもありました。 次巻、大団円。 読者にとって幸せな一瞬です。 .
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”老い”という、生きていれば必ず巡ってくる試練?というか苦しみに直面した師匠。これまでずっと「アタシは落語と心中する」と言い続けてきましたが、助六とみよ吉の死以後、徐々に大切なものが増えてきたんだなと、この間の最後に感じられました。 でもまさか助六が死神になるなんて。
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2020.4.6市立図書館 落語と心中する覚悟の八雲だったが、病後、与太や小夏、信之助、松田さんや樋口らのしがらみから少しずつ心境を変えていく。親分のための贔屓筋おしのびの会は前座の与太の「芝浜」、与太「元犬」、鈴ヶ森刑務所慰問でかける八雲「たちきり」にこれまで小夏にしか見えなか...
2020.4.6市立図書館 落語と心中する覚悟の八雲だったが、病後、与太や小夏、信之助、松田さんや樋口らのしがらみから少しずつ心境を変えていく。親分のための贔屓筋おしのびの会は前座の与太の「芝浜」、与太「元犬」、鈴ヶ森刑務所慰問でかける八雲「たちきり」にこれまで小夏にしか見えなかったはずのみよ吉があらわれ、与太独演会の「居残り」そして無人の寄席で八雲がひとりかたる「死神」では助六があらわれ危機一髪、次号最終巻。
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おおう、次の巻で完結なんですね!(@@) ドラマもいいけれど、「演じること」について毎回 いろんなことを突きつけられる作品。どう幕を下ろすのか。 八雲師匠に幸せになってもらいたいなぁ…。
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“ 有楽亭八雲の落語が聴きたい―。その心ひとつで叶えた贔屓筋だけの小さな会で、与太郎こと三代目助六がかけた思い出の根多が、師匠・八雲の心を動かし、もう一度高座へと導く。が、無粋な邪魔者が場を乱し……?時は巡り、頑なだった八雲に再び慰問落語の機会が訪れる。 手前が愛した落語。かつて...
“ 有楽亭八雲の落語が聴きたい―。その心ひとつで叶えた贔屓筋だけの小さな会で、与太郎こと三代目助六がかけた思い出の根多が、師匠・八雲の心を動かし、もう一度高座へと導く。が、無粋な邪魔者が場を乱し……?時は巡り、頑なだった八雲に再び慰問落語の機会が訪れる。 手前が愛した落語。かつての友が愛した落語。すべてを道連れに、初めて出会えた芸の神様とは―。”―裏表紙より。
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芸の神様が死神…! 八雲師匠の安堵感と未練の表情が何とも言えない。 表紙の3人がとても良い。
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え?え?どういうことなんだ? みよ吉はずっと小夏や八雲のまわりをうろちょろしててそれは小夏にはずっと見えてたっていうのか。 みよ吉どういうこと? そしてこの物語の終盤でまた「死神」が出てくると思ったらもう出てきてしまった‥。 八雲死なないで。 この感じだとみよ吉だけじゃなくて助六も悪霊っていうか死神みたいだけど違うって信じてる。
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いや~、震えますね。落語に殆ど接したことがなくても、そこで演じられる芸術が見えてくる気がするのは凄い。師匠の魂の物語、次で大団円を迎えるみたいですが、どんな感動が待っているんでしょうか。気になりますね。
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いよいよクライマックス!弱ってゆく八雲さんに色気を感じてしまいます。それにしても警察を一喝した女将さんカッコいい!惚れます。みよ吉さんが小夏ちゃんにも見えていたなんてビックリです。次巻いよいよ最終巻。物語がどのように終息へ向かうのか気になります。師匠、生きて〜!
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