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ホスピタルギャラリー の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2020/01/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

◆対象 医療従事者、芸術に関する仕事をしている人、家族に病院通いの方がいる人 ◆この本を購入した経緯 仕事に関すること。 ◆感想とまとめ 医療と芸術という一見関わりの無い二つの分野が交わったときに何が生まれるか。 最近はアートによる地域振興も活発化しており、芸術の実用的な部分も目立つようになってきたが、このホスピタルアートという考え方もその実用的な部分の一つである。 本書では、病院という非日常空間にアートを置くことでほんのわずかでも日常を思い出してもらうと書いてあった。個人的には、マイナスの非日常空間にプラスの非日常空間を作ることでマイナスの非日常を打ち消すのかなと感じている。 内容のほとんどが作品紹介とそれを見た方々の感想であり、深沢直人や病院長の言葉は最初と最後にしかない。もう少し運営者側の言葉や取り組みについても書かれていたら読みごたえがあったかなと思う。 ◆書いてあること ギャラリースペースの狭さが作品との近さになる 既存の成功例ではなく新しい挑戦を ◆印象に残った文章

Posted byブクログ

2017/10/16

公共施設のアートとは。 さまざまな立場の人に対し、何を提供したいか突き詰めて考える、深澤さんの緻密なデザインが素敵。 学生たちがつくった実際の展示作品も多数紹介されていたが、どれも発想豊かで面白く、実物が見たくなった。

Posted byブクログ

2016/09/23

「細部に神宿る」 だったかな… まさに、そのままのカタチが ここにある 私たちは健康すぎることが当たり前になってしまうと いろいろなものが見えなく、聴こえなくなってしまうのかもしれない 美術館でないのが素晴らしい いや これこそ理想的な美術館の姿なのかもしれない 今 この...

「細部に神宿る」 だったかな… まさに、そのままのカタチが ここにある 私たちは健康すぎることが当たり前になってしまうと いろいろなものが見えなく、聴こえなくなってしまうのかもしれない 美術館でないのが素晴らしい いや これこそ理想的な美術館の姿なのかもしれない 今 この時代に このような形で 心を停める「場」が創りだされていることが尊い

Posted byブクログ