きつねとかわうそ の商品レビュー

梶山俊夫(著者)

2021/03/03

＜2021年冬　1年生読み聞かせ＞
寒い朝に読んだ。この民話は秋田のものだそうで、耳慣れない言葉が出てくるため、少しとっつきにくいかもしれない。でも、ほかの絵本バージョンよりも味わいがあるように感じて選択した。

神妙な顔で聞いてくれるこどもたち、きつねのなさけない顔で終わる結末に「え？これで終わり？」と声があがり、ちょっと笑ってしまった。なるほど、あっけない印象を受けるこどももいるのだなぁとおもしろかった。
大人からすると自業自得で痛快にも思われる展開だけれど、もしかしたら幼い子には「きつねさんかわいそう・・」という感想が多いのかも、と感じた。他の学年でも読んでみたい含蓄ある一冊。

2017/04/01

なんでキツネはそうなのか。
どうしてそうまでも浅はかなのか。白々しい。
とても知恵者とは言えない。
もっと得するうまいやり方はいくらでもあるだろうに、頭が良くない。
自分から、先にごちそうすると言い出すかわうそさんは、とてもいい人ね。

昔話としてはとても単純なお話なので、小学校低学年から使える本。

2019/02/08

・きつねのしっぽがおれたところがおもしろかったです。

・これは日本の昔話です。きつねとかわうそがでてきて、なかよくなる所がおもしろいです。
・きつねがかわうそをだますお話です。わたしが一番いんしょうにのこったのは、きつねがしっぽで魚つりをしていたところです。さい後のけつまつがおもしろいので、ぜひ読んでみてください。

2017/01/23

6:15
日本の昔話。『しっぽのつり』と同じ話。
この絵本では、最後きつねのしっぽが切れてしまう。
語り口に訛りがある。リズミカルで良い。