古代生物図鑑 の商品レビュー
浅く広い入門書。あまりにも広すぎるが。 文章は程よくまとめられており、掲載イラストも多く、読んでいて楽しい。 『図鑑』としては、巻頭もしくは巻末に、いわゆる「進化の系譜」を載せてほしかったのだが…ちょいと贅沢に過ぎるか。
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新書ということで正直あまり期待はせずに読み始めたが、もちろん絶対的なヴォリュームが小さいのでコンテンツは限られるものの、バージェス頁岩に代表される大事なポイントはちゃんと押さえられており、まさに生命38億年の歴史の超濃縮版、エッセンスを2時間でギュッと感じることができる。 これを...
新書ということで正直あまり期待はせずに読み始めたが、もちろん絶対的なヴォリュームが小さいのでコンテンツは限られるものの、バージェス頁岩に代表される大事なポイントはちゃんと押さえられており、まさに生命38億年の歴史の超濃縮版、エッセンスを2時間でギュッと感じることができる。 これを入口にさらに深淵な古生物の世界に踏み込んでいく向きもあるだろう。 内容が限られるのは承知、と宣いながらアレだが、レペノマムスやアデロバシレウスといった原始の哺乳類、白亜紀最強の海棲爬虫類であるモササウルス、そしてカメの祖先であるアーケロンなんかにはぜひ触れてほしかったと思う。 誤植もちょっと多い。
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時代の流れに沿って、主要な生物を紹介しているため、生物の進化の歴史が分かりやすい。 ・ステゴサウルスの背中の板には血管が走っていて、体温調節に役立ったという仮説の証明された、というのは初めて知った。他の恐竜でも、同様の機能を果たしていたと考えて良いのかな? ・白亜紀の大量絶滅...
時代の流れに沿って、主要な生物を紹介しているため、生物の進化の歴史が分かりやすい。 ・ステゴサウルスの背中の板には血管が走っていて、体温調節に役立ったという仮説の証明された、というのは初めて知った。他の恐竜でも、同様の機能を果たしていたと考えて良いのかな? ・白亜紀の大量絶滅を生き延びた可能性があるアラモサウルス。初めて知りました。夢があるなぁ。
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