日本病 の商品レビュー
アベノミクス失敗
アベノミクスの失敗予測は当たり。他も当たりそうで参考になる
大日本
抗生物質やエピゲノムと経済を比較して論じているのだが、生命科学と経済学がなぜ同じか、の論拠が全くない。重複した記述や決めつけも多く、岩波新書としてはかなり期待はずれ。
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第1章 「日本病」と予測の科学 第2章 「日本病」の症状―アベノミクスの失敗 第3章 抗生物質の効かない日本経済―バブルとショックの悪性化 第4章 「主流派」の言説と実感のずれ―社会の破壊 第5章 エピゲノム病としての長期衰退 第6章 周期性のコントロールが消える時 第7章 「日...
第1章 「日本病」と予測の科学 第2章 「日本病」の症状―アベノミクスの失敗 第3章 抗生物質の効かない日本経済―バブルとショックの悪性化 第4章 「主流派」の言説と実感のずれ―社会の破壊 第5章 エピゲノム病としての長期衰退 第6章 周期性のコントロールが消える時 第7章 「日本病」からの出口はどこにあるのか 著者:金子勝(1952-、東京都、経済学者)、児玉龍彦(1953-、東京都、医学者)
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経済と生命体に共通する周期性、恒常性をテーマにしたエッセイ。両者の対比は単なるアナロジーでないと後書きで述べられているが、実際それらに共通する原理は本書を通読しても感じられず、アナロジー以外の何者でもないように思われる。 日本病の解説も対処法の提言も常識的な範囲を越えるものではな...
経済と生命体に共通する周期性、恒常性をテーマにしたエッセイ。両者の対比は単なるアナロジーでないと後書きで述べられているが、実際それらに共通する原理は本書を通読しても感じられず、アナロジー以外の何者でもないように思われる。 日本病の解説も対処法の提言も常識的な範囲を越えるものではなく、新しい発見は少ない。 本当に著者らが理想とする"前時代的な"処方箋が有効かどうかも疑問である。
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18世紀、ダイナミックに動くシステムの予測のため、イギリスの牧師トーマス・ベイズにより人間の経験を事前予測とし、そこにデータを加えてよりよい事後予測を生み出す方法が提唱された。 今日の認知・認識の科学の進歩と、コンピュータの演算能力の爆発的な向上が新たな可能性を生み出しており...
18世紀、ダイナミックに動くシステムの予測のため、イギリスの牧師トーマス・ベイズにより人間の経験を事前予測とし、そこにデータを加えてよりよい事後予測を生み出す方法が提唱された。 今日の認知・認識の科学の進歩と、コンピュータの演算能力の爆発的な向上が新たな可能性を生み出しており、今後は、ベイズ主義の予測を進化させ、人間の認知・認識を客観視し、より精緻な事前モデルを生み出し、バイアスを与えないデータで推論サイクルを繰り返し、新たな予測モデルを打ち立てることが、6人にひとりの子どもが貧困となり、高齢者の9割が貧困に向かい、地域が衰退するという深刻な実情を直視する当事者主権、現場主義からの議論が求められると経済学者と先端医療の医学者が日本病克服の処方箋を語り合った著作である。 内容は、 第1章「日本病」と予測の科学 第2章「日本病」の症状――アベノミクスの失敗 第3章 抗生物質の効かない日本経済――バブルとショックの悪性化 第4章「主流派」の言説と実感のずれ――社会の破綻 第5章 エピゲノム病としての長期衰退 第6章 周期性のコントロールが消える時 第7章「日本病」からの出口はどこにあるのか
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日本の直面する諸問題を病理に例えて論ずるというレトリック自体すでに陳腐だが、目の付け所もいかにもありきたりで真新しく感じられるところがほとんど無い。アベノミクス病の根が深いのには同意するが、これでは単に仲良しのインテリ同士が思いつきでコラボしたように見えてしまうのだが…。
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医学者と経済学者が手を組んだ意欲作。しかし当てはめるにはあまりに無理があった。さらに抑えきれない過激な安倍ちゃん批判も鼻につく。読んではいけない。
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よくこれだけ「こき下ろせる」なぁ。 不安ばかりあおるショック療法なのだろうか。 金子勝さんの性格も反映しているのでは?? 政府のスーパーバイザーになればいいのに。
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http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?head=y&isbn=ISBN4-00-431583
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あれも嫌、これもダメと言い続けることで逆説的なカタルシスを生み出す、サイエンスを騙った偏ったスタンスのプロパガンダ。こういう人達に限って、草の根的なイノベーションに期待する、など言うのだが、ダイナミックな資本の流動性が無ければ、そもそもそんなことは不可能だと思う。
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