極論で語る感染症内科 の商品レビュー
この著者の仕事術を語った本を読んだことがあり、また学会で講演を聞いたことがあった。実はその公演の際にこの本を紹介していたので、本屋で購入して読んでみた。目の前の感染症に対してどのように治療を行うのがいいのかという実践的なことを語ったり、あるいは後から辞書や教科書のように調べもの...
この著者の仕事術を語った本を読んだことがあり、また学会で講演を聞いたことがあった。実はその公演の際にこの本を紹介していたので、本屋で購入して読んでみた。目の前の感染症に対してどのように治療を行うのがいいのかという実践的なことを語ったり、あるいは後から辞書や教科書のように調べものに使うようにはできていない。むしろ感染症治療に対する基本的な姿勢、あるいはそもそもこの情報社会の現代においてどのように医療の知識や情報を手に入れていくようにするのがいいかということを語ってくれている本。そこに関しては非常に面白かった。なんとなくそうかなぁと思っていたことを、ズバリと述べてくれているように思う。感染症の教科書としては役には立たない。
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