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安倍晋三と岸信介と公明党の罪 の商品レビュー

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2022/08/22

『#安倍晋三と岸信介』 ほぼ日書評 Day639 安倍さん本で、Kindle Unlimitedに出ていたので手に取って(DLして)みた。 2013年4月に後書きを書いている(第二次安倍内閣の発足は2012年12月末)なので、内閣できたてホヤホヤの頃の本。ゆえに、もう少し内容...

『#安倍晋三と岸信介』 ほぼ日書評 Day639 安倍さん本で、Kindle Unlimitedに出ていたので手に取って(DLして)みた。 2013年4月に後書きを書いている(第二次安倍内閣の発足は2012年12月末)なので、内閣できたてホヤホヤの頃の本。ゆえに、もう少し内容も古臭いかと思われたが、意外に政権発足時の雰囲気も含めて非常にフレッシュに読むことができた。 当初、誰も(少なくとも政治素人の人たちは)本命の1人とは思っていなかった安倍さんが、スルスルっとリードする側に回る経緯等、非常に面白い。 「美的センス」が「まったく無い」、「大阪のオバチャン」である高市早苗さんが、安倍総裁誕生に向けて奔走する様など、読んでいてちょっとアドレナリンが出るシーンもある。 「二度目の首相に就任した安倍を見て、下村は思う。 〈前回とは、まったく違う〉  振り返れば、第一次安倍内閣の時は、自分たちの主張は正しいことであり、敵がいても中央突破で解決していこうという姿勢が強かった。  が、今回は違う。 〈極力敵をつくらず、できるだけ自分たちの主張を実現していこうと戦略的になっている〉」…場合によって、支持者側からすると"まどろっこしい"と思えるケースも戦略的に進めることは、やはり重要なのだと実感。 「それは、マスコミに対する態度も同じだ。そのせいか、前回のように叩かれることは少なくなったと感じている。 そこには、別の理由もあると下村は考える。 〈自民党を叩いたらこの国が沈没してしまうかもしれない、叩くことが国益を損なうのだという認識を持ったのではないか〉」…最後がモリカケサクラ(でのマスコミによる底意地の悪い印象操作)が記憶に新しいからか、あまりマスコミに担がれていた記憶がない。石破さんとの決選投票でも、地方票優位をひっくり返すのは、国民不在みたいな論調だったし。 と、多少、よくわからない箇所もあるが、追悼本で結末を整理した上で、この立ち上げ期の内容を目にすると、何ともいたたまれない気持ちになるのは禁じ得ないが。 https://amzn.to/3KdqauX

Posted byブクログ