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糸車 の商品レビュー

3.8

11件のお客様レビュー

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2023/11/01

亡くなった後に伊佐次も全部読み終えて空虚な気分になるけど、まだ読んでない物を見つける喜び、やっぱりいい、染みる。最後の糸車も題名通りにほつれて先が読めない。誰も知り合いがいない江戸に1人でいる強い人だな、長屋の人の出番が少ないのと大家さんが出てきて世話を焼くのか思ったが、違う展開...

亡くなった後に伊佐次も全部読み終えて空虚な気分になるけど、まだ読んでない物を見つける喜び、やっぱりいい、染みる。最後の糸車も題名通りにほつれて先が読めない。誰も知り合いがいない江戸に1人でいる強い人だな、長屋の人の出番が少ないのと大家さんが出てきて世話を焼くのか思ったが、違う展開ですね。梁川町は身近なのでちょっと嬉しいかも

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2023/08/13

「肝腎なのは何があっても折れない気持ちを持つことだ。そして何事も決めるのは自分である。人に相談しても始まらない。」親友のお君を失った後にお絹は心の中でつぶやく。  江戸の町を舞台に様々な人生が織りなされていく。

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2022/06/09

江戸・深川で独り暮らしをするお絹は、3年前までは 蝦夷松前藩の家老の妻だった。お絹は商いを通じて 町の人々と親交を深めるうちに、行方不明の 息子と夫の死にまつわる噂を耳にして…。

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2019/02/24

2019/02/24 やっぱりすごいいい。 江戸情緒も人情も大好き。 いろいろ翻弄される人間ドラマは今も同じ。 それと言葉の美しさが好き。

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2019/01/30

蝦夷松前藩の家臣だった夫が,内紛に巻き込まれ突然の殺された。その折、まだ12歳だった嫡男勇馬が、行方不明となった。その嫡男を探すため、裏店長屋に住むことになったお絹は,長屋の持ち主の小間物屋の行商をして生計を立てている。深川の暮らしもいつの間にかしっくりとして,そこに住む人々も好...

蝦夷松前藩の家臣だった夫が,内紛に巻き込まれ突然の殺された。その折、まだ12歳だった嫡男勇馬が、行方不明となった。その嫡男を探すため、裏店長屋に住むことになったお絹は,長屋の持ち主の小間物屋の行商をして生計を立てている。深川の暮らしもいつの間にかしっくりとして,そこに住む人々も好きになった。 行商に歩くのは、一つは勇馬を探すため、、、。馴染みの客や、息子探しを手伝ってくれる同心。 関わりあう人々との絆。 淡い恋心。 しっとりとした宇江佐ワールド。

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2018/01/12

主人公の人柄が好きで憧れます。普通のおばちゃんなのに魅力的。私もこんなおばちゃまになれれば、豊かな人生を送れそう。話の内容も面白く、きれいな終わり方なので、スッキリ読み終えれました。

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2016/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

松前藩江戸家老の夫を亡くし、行方不明の息子を探すため江戸小間物の行商をしながら暮らすお絹。様々な人と助け合いながら暮らすお絹。ひたすらに息子を思って、自分を思ってくれる同心の持田を時には邪険にしてしまうお絹が切ない。息子が見つかり藩に戻ることが決まったなら、持田と一緒になって幸せになってほしかったなぁ。

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2016/05/29

松前藩の内紛に巻き込まれ、家老の夫は殺され息子は行方不明のお絹。小間物行商で暮らす彼女の周辺で起こる様々な事件が、彼女の生きていく道のりを変えていく。 絡まった糸のように、複雑に入り組む因果。信じていた者に裏切られ、頼りにされていたのに仇で返すようなこともする。人の気持ちと行動は...

松前藩の内紛に巻き込まれ、家老の夫は殺され息子は行方不明のお絹。小間物行商で暮らす彼女の周辺で起こる様々な事件が、彼女の生きていく道のりを変えていく。 絡まった糸のように、複雑に入り組む因果。信じていた者に裏切られ、頼りにされていたのに仇で返すようなこともする。人の気持ちと行動は、おそらく自分自身にも正解は見出だせない。宇江佐さんの作品の共通のテーマでもある。

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2016/02/23

江戸時代 お家騒動で主人は討たれ、息子は失踪。 大事な息子を探すため、江戸に一人残り 小間物を売り歩く主人公 お絹。 登場人物がとても人間味があり、読みやすい時代小説でした。 お絹に思いを寄せている持田様との秘めた恋は・・・ もう少し 幸せな展開であって欲しかったです。 難...

江戸時代 お家騒動で主人は討たれ、息子は失踪。 大事な息子を探すため、江戸に一人残り 小間物を売り歩く主人公 お絹。 登場人物がとても人間味があり、読みやすい時代小説でした。 お絹に思いを寄せている持田様との秘めた恋は・・・ もう少し 幸せな展開であって欲しかったです。 難しい文言やしきたりも少ない文章展開なので、イメージしやすいと思います。

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2016/02/15

著者得意の下町長屋モノと、とくに力を入れていた松前藩モノとのコラボ的な。 このような作品世界に浸ることができなくなるのは、やはり寂しい。

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