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日本人が知らない日本の道徳 の商品レビュー

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2024/09/05

自然に育まれた宗教の神髄: 人格神を認めない自然科学と日本 一人でも生きていける恵まれた風土→思想 神話時代の道徳・現代も生きている 外国人が驚く日本語の力: 警護≠階級社会 長幼の序 自然道≒日本の道理 日本を礼賛する著名西洋人ーシーボルド・グラバー・アインシュタイン 人類史も...

自然に育まれた宗教の神髄: 人格神を認めない自然科学と日本 一人でも生きていける恵まれた風土→思想 神話時代の道徳・現代も生きている 外国人が驚く日本語の力: 警護≠階級社会 長幼の序 自然道≒日本の道理 日本を礼賛する著名西洋人ーシーボルド・グラバー・アインシュタイン 人類史も長命する自然道: 母系社会・父系社会 老いも進化 十七条憲法を読む 皇室という道理: 天皇家の歴史≒国の歴史 武士道と戦後 西洋の宗教と道徳: 日本に近かった古代ギリシャの道徳 峻別された善悪の基準 日本人にはどうしてもわからないキリスト教 理性の時代ーデカルト→サルトル 日本の信仰に接近しだした世界

Posted byブクログ

2018/05/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

ダーウィンの「生き残るものは強いものでも賢いものでもなく変化できるもの」これはIBMガースナーのスピーチが発端らしく、種の起源では「たまたま環境に適応していた者だけが生き残る」との事。その後の「人間の進化と性淘汰」にて「最も思いやりの強いメンバーを最も多く含んでいる、その様な集団は最も繁栄し最も多くの子孫を育成する」と。 これは古代より自然道という道徳観を現代にまで継承してきた日本人の道徳観だと作者は言う 実際、聖徳太子の十七条憲法は千年以上を経た我々でも全く違和感なく受け入れられる事には驚くばかりである

Posted byブクログ

2016/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大陸から離れた四季豊かな島国である自然、風土に育まれ、時間の長さを重んじる長幼の序。著者が「自然道」と呼ぶ道徳観を北斎の「神奈川沖浪裏」、日本語、外国人が見た日本、十七条憲法、皇室、御成敗式目、正法眼蔵、五箇条の御誓文、教育勅語、キリスト教など西洋との比較を通じて、明らかにする。 著者の主張を展開する論文のため、論拠と結論に飛躍があるように感じられるところも。「自然道」という著者の見解を支える情報をあちこちから集めた感じで、客観的に主張できるかどうかは疑問だ。 16-76

Posted byブクログ